当サイトにつきましては「免責事項」をご覧いただきご理解のうえご利用下さい

お布施に関する常識やルールは、意外と難しいですよね。
お寺やお坊さんが変われば、そのたびに調べ直す必要もでてきてしまいます。

ここでは、お布施に関する一般的な決まり事や相場を解説しました。
お布施の準備で、疑問に思ったことの解決になれば幸いです。

スポンサーリンク

お布施の意味とは?

皆さん、「お布施って何?」と聞かれてすぐに答えられますか?
いつもお坊さんの読経が終わった後、「ありがとうございました」って渡しているけれど、どんな意味があるのかまで、よく知らないですよね。

「布施」とは仏教の六波羅蜜という修行法のうちの一つ。
「六波羅蜜」とは6つの徳目の総称で、これらを実践することで、煩悩がなくなり悟りの世界に到達できるとされています。

この「六波羅蜜」の一つである「布施」には、

  • 「財施」
  • 「法施」
  • 「無畏施」

という3つの意味があり、葬儀などで僧侶に渡しているお布施は「財施」にあたります。

一方で、僧侶が読経や供養を祈るのは「法施」にあたり、仏教の教えを伝え広め、人々が平穏で豊かな生活を送れるように祈るという役割があります。

 

お布施は、僧侶に渡しますが、けっして個人に「あげる」わけではありません。
お寺では、檀家の方たちから受け取ったお布施によって、ご本尊を守っている寺院を維持し、法務を行います。

また、ご本尊を守る活動をしているお寺のお坊さんや、そのご家族の生活を助けるという役目もあります。
お布施とは、間接的にご本尊を守るために使われるんですね。

お盆のお布施の包み方

それではお布施の意味が明確になったところで、今度はお布施の包み方に関する常識を解説していきましょう。

どんな封筒を選ぶ?

正式なお布施の包み方は、お金を半紙で包んだものをさらに奉書紙で包みます。
現在では、お布施用の水引の付いた封筒が広く販売されています。
このような封筒を選べば問題はありませんが、地域によって水引の色が違うことがあるので、念のため確認しておきましょう。

シンプルに白い封筒でもかまいません。
この場合は、郵便番号欄の記載のないもので、封筒自体が二重になっていないものを選びましょう。
封筒が二重になっていると、忌み事が「重なる」=縁起が悪いとされるので気を付けてくださいね!

お札の入れ方は?

お札の入れ方については、表面が上向きになるように(「お布施」と書かれている面にお札の表面が向くように)入れます。

さらに絵柄(一万円札で言えば福沢諭吉)が上(最後)になるように入れればOKです。

入れるお札は?

法要やお盆のお布施のお札は、「古いお札」を用意しなくてもよいと言われています。

お通夜などでは新札を用いると「まるで用意していたようだ」と縁起の悪い印になってしまうため、あえて新札ではない「古いお札」を用意しますよね。

でも、法要などはあらかじめ日程が決まっているものなので大丈夫です。
むしろ、あんまりしわくちゃだったりすると、失礼にあたるので避けましょう。

スポンサーリンク

お布施の表書きの書き方

お布施の表書きは、薄墨ではなく普通の黒墨で書きます。

まず、上段中央に「お布施」「御布施」と書くか、何も書かずに空白にします。
下段中央に、氏名もしくは〇〇家と書きましょう。
中袋の裏面には住所・氏名・金額を記入します。
金額の頭には「金」最後に「圓」と書き、漢数字は旧字体を使用するのが、より丁寧な書き方です。

お布施の袋が入っていたパッケージ袋に、旧字体が書いてある場合も多いので参考にするとよいですね。

お布施の金額の相場は?

お布施の相場って難しいもの。
失礼を承知で、お坊さんに直接聞いてみても、「お気持ちで結構です」と言われてしまいます。

さて、お布施の相場を見てみますと、だいたい1万円~5万円が一般的な目安となっています。
また、自宅にお経をあげに来てもう場合は、別途でお車代を5千円ほど包むことあります。

さらに、僧侶が会食を辞退されるときは、御膳料をさらに用意しておきます。
こちらはだいたい5千円~2万円程度となります

地域によってこれらの金額は違いますので、一度ご家族やご近所の方に相談してみるといいですね。
宗派による金額の違いは、以下の通りです。

浄土真宗のお布施の相場

実は、宗派によってお布施の相場は若干違います。

浄土真宗の場合、お布施は1万円程度が一般的です。

臨済宗のお布施の相場

臨済宗は、他の宗派と比べると、若干お布施は高い傾向にあります。

臨済宗の相場は、3万円~5万円です。

お布施をいくら包めば良いかわからない場合、お寺に直接尋ねても失礼にはなりません。
迷われた場合、お寺に確認してみてくださいね。

お車代は必要?

お車代は必ず必要なわけではありません。
新盆で親戚も集まる場合や感謝の気持ちをより伝えたい場合などに、お布施とは別に「お車代」と表書きし、お金を包みます。
金額は五千円くらいが多いようです。

お車代については、お寺や地域にとっても異なるようです。
ちなみに、私の実家でも夫の実家でも、「お車代」は用意せずお布施のみでした。
同じお寺の檀家さんに、こっそり聞いてみるのもいいかもしれないですね。

お布施の渡し方とタイミングについて

お布施を渡すタイミングは、お坊さんが読経供養を終え、少し雑談などをした後、お帰りになる時です。
お礼の言葉を添えて、渡します。

直接手渡しするのは失礼にあたりますので、渡す時には、小さなお盆か、なければ袱紗(ふくさ)に乗せます。
表書きが書いている方を上にし、受け取りやすいよう、お坊さんの正面になるようにお布施をのせて渡しましょう。

まとめ

お布施の金額については、自分の「気持ち」で妥当だと思う額を決めれば大丈夫です。

ただし、お札やお布施用の袋などは、失礼のないようにきちんと準備しておきましょう。
大切なのはやっぱり気持ちですから。
お盆はお坊さんにとっては非常に忙しい時期ですので、できるだけ丁寧なおもてなしを心がけたいですね。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事