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お宅の子供の日の食卓には、何が並びますか?
パッと思いつく代表的な食べ物にも、それぞれ意味があるのです。

今回は、そんな子供の日に食べたい食べ物を5つご紹介しましょう。
この記事を読んで、食卓でお子様とその由来を語り合って頂けたらうれしいです!

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柏餅

もっとも定番の柏餅は、まず柏の葉には古くから由来があり意味が込められてるそうです。
元々は祭事に使われ、神へのお供え物を盛る器であり、庶民でもご飯の器に用いられるなどして一般にも知れ渡りました。

そうして馴染み深いものながら、次の年に新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、同じように代や血筋が絶えず継承していけるように、縁起の良さにあやかってもいるそうです。

だから武家などはとくにお家存続のために、大事に食べたのでしょうし、宮中の行事でも食べたというので、柏餅は単なる子供の日のお菓子という以上に重きが置かれていたものと思われます。

という説もありながら、江戸時代にはサルトリイバラという違う植物の葉っぱを使っていたとの話もあります。
ただ、サルトリイバラがあまり生えていないので「里山で採取しやすい柏の葉が使われだしたのだろう」とのことです。
昔から柏の葉が神聖なものとして使われていたという話は、後付けではないかとも言われています。

どちらの由来にしろ、柏餅の葉は餅に香りづけするために巻くのだそうです。
桜餅の葉のようには食べられないのですが、かつて食べてしまった人がいます。

それが昭和天皇です。
昭和天皇は、ほとんど食事に文句をつけることなどありませんでしたが、柏餅の葉を食べたときだけは「美味しくない」と言ったそうです。

どうして昭和天皇が葉を食べてしまったかというと、そもそも出されるお皿には食べられるものがしか乗せないという決まりになっているからです。
だから食べられない飾りなどは取って出すことになります。
なのに、お菓子を出した人が柏餅の葉を取るのを忘れてしまい、昭和天皇は決まり通りに食べるしかなかったということですね。

食べる前に指摘すればいいところを、律義に食べてしまって、それでも我慢ができずに「美味しくない」と言ってしまったエピソードは面白くあり、昭和天皇のお人柄が知れて微笑ましく思えるでしょう。
子供にこういった昔の良い話を聞かせながら、柏餅を食べるのもいいかもしれません。

ちまき

関西ではちまきを、こどもの日に食べるそうです。
食べるようになった由来は中国にあって、紀元前223年も前の楚国のある話だと言います。
国王に仕えていて、国民の支持が高かった政治家であり詩人の「屈原」という人が、陰謀に巻きこまれて地位を終われ川に身投げしたという話で、その日が5月5日だと言われています。

なので、5月5日には屈原を供養するために、人々は川にもち米を投げ込みました。
すると、しばらくして屈原が霊になって人々の前に現れて言ったそうです。

「折角投げてもらったもち米が、龍に横取りをされてしまう。だから龍が嫌がる『チガヤ』の葉に包んで、念入りに糸も巻いて投げ込んでくれないか」

霊の屈原のその言葉によって作られたのがチマキで、以来、5月5日には剥き出しのもち米ではなく、言われた通りに作ったチマキが川に投げ込まれたという話です。

ただ、中国では由来に屈原の話はなく、しかもちまきを食べるのは夏至と端午(中国では6月頃)だと文献に書かれているそうです。
ということは、伝わるうちに日本流に取り込まれていって、もともと厄払いをする菖蒲と一緒の扱いになったのでしょう。

食べる文化がない関東の人も、2000年以上も前の所縁を感じるためにも、厄払いを強めるためにも、ちまきを食べてみてはどうでしょうか。

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ぶり

ぶりと言えば出世魚とされており、男の子の成長や将来の出世を願って食べるものです。
出世魚は名前が変わるだけあって、成長すると極端に大きくなって、別の魚のようになります。
そんな逞しい成長パワーを、男の子にもあやかってほしいと親としては思うところですね。

江戸時代くらいまでは、学者などが出世すると名前を改めることもあって、ぶりなどの出世魚がとくに好んで食べられていたのでしょう。
今は名前が変わらずとも、役職や肩書が変わることがあるので、出世魚を縁起物として扱う風習はそんなに変わっていないのだと思います。

カツオ

カツオは鎌倉時代から食べられていたものだと言います。
そんなに高級な魚ではありませんでしたが、江戸時代には初物を食べると75日も長生きすると言われたこともり、丁度こどもの日の時期に初物が出るカツオは、男の子の健康と長寿を願って食べられたのでしょう。

時期がいいだけではなく、カツオは「勝男」と漢字で書けることから、初物としてもっと上等とされて「10倍の750日も長生きする」ともっとありたがく思われたようです。
「勝男」の名前にもあやかって余計に男の子に食べさせたかったのだと思います。
だから、この時期のカツオに大金をはたいて買った人もいるそうです。

たけのこ

カツオのように、たけのこもこどもの日にちょうど旬の時期になり、初物が手に入るので健康と長寿を願って男の子に食べさせるのでしょう。
初物には他の時期にないほどの生気が宿っていて、食べることで、その生気が体に流れ込んでくるようにして自分の生命力も高まるのだそうです。

新鮮なものほどいいらしいので、子供と一緒にたけのこ狩りに行って、刺身で食べるといいかもしれませんね。

初物という以外に「たけのこのように伸び伸びと育ってほしい」との願いもこめられています。
成長を願うのはこどもの日に限ったことではないですが、初物が出るこの時期のたけのこは、とくにりがたく思って子供に食べさせるといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
以上、こどもの日に食べる、代表的な食べものを5つご紹介してきました。

今年のこどもの日は、その由来や意味を噛みしめながらいただくと、より一層趣きが感じられるのではないでしょうか。

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