思いがけずトゲが刺さった!中々トゲが抜けないと、痛いだけではなくイライラしてきてしまいますよね。
そんな時、簡単にトゲが抜ける方法があるのをご存知ですか?
今回は、トゲが抜けない場合の対処法5選!トゲが刺さったらまずやってみてほしいおすすめの抜き方をご紹介していきます。
はちみつを塗る
あまり聞きなれない方法かもしれませんが、トゲが刺さったらまずはちみつを塗ってみてください。
はちみつには殺菌作用があるほか、皮膚の再生を補助する機能も備わっており、さらにはちみつを塗ることで皮膚が柔らかくなってトゲが抜けやすくなります。
あまり奥まで刺さっていないトゲでしたら、はちみつを縫って10分ほど放置しておくだけで簡単にトゲが浮き上がってきますよ。
注意したいのは、はちみつを食べることができない1歳未満の赤ちゃんです。
体に塗ることで気づかぬうちにはちみつをなめてしまい、はちみつに含まれるボツリヌス菌によって乳児ボツリヌス症となってしまう可能性があります。
この方法は、子供に行う場合には絶対に1歳以上のお子様にしてくださいね。
バナナの皮を貼る
こちらも馴染みがないかもしれませんが、バナナの皮をトゲが刺さった部分に固定することでトゲが抜けやすくなります。
方法は、バナナの皮の内側の白い面を、トゲの刺さった部分に充てて固定しておくだけです。翌日にはトゲが浮いてきて簡単に抜けるようになっています。
バナナに含まれる酵素がトゲを浮かせ、さらには酵素の力で皮膚の治療もできるという一石二鳥な方法です。
梅干しを塗る
梅干しの果肉を塗り込むだけでも、トゲが簡単に抜けるようになります。
方法は簡単で、梅干しの果肉をつぶして患部に塗り込み、数分から数十分放置した後ピンセットでトゲを抜くだけです。
トゲが刺さるとすぐに炎症を起こし、皮膚が盛り上がるためトゲが抜けにくくなりますが、梅干を塗ることで梅干しの塩分によって皮膚の水分が抜け、腫れがおさまるためトゲが抜けやすくなる、といった原理です。
この方法は、バナナやはちみつよりも効果が持続しないので、梅干を塗ったら皮膚の腫れがおさまったタイミングを見計らって短時間でトゲを抜く必要があります。
5円玉・50円玉を使う
この方法は多くの人が実際にやったことのあるものかもしれませんね。5円玉や50円玉などの中心に穴の開いた硬貨を使い、トゲを抜く方法です。
硬貨の穴からトゲが出るように硬貨をセットし、硬貨を押すとトゲが押し上げられてきます。そこをピンセットで抜くだけです。
これだと体のどこにも負担がかからず、かつ痛みも分散されて感じにくいので一番やりやすい方法といえるでしょう。
但し、硬貨には様々な雑菌が付着しているので、トゲにあてるまえに硬貨はきちんと殺菌・消毒し、トゲを抜いた後も刺さっていた部分をしっかり消毒しておきましょう。
爪切りを使う
皮膚の奥に入り込んで取れないトゲは、爪切りを使うことでとることが可能です。
しかしこの方法は少し危険が伴いますので、小さいお子様やお年寄りには行わないようにしましょう。また、爪切りには沢山の雑菌が付着していますから、確実に消毒してから行ってください。
まず、患部と爪切りをよく消毒します。終わったら、とげの刺さっている部分の皮膚を取り除くように、爪切りで皮膚に少し切れ目を入れます。
優しく皮膚を取り除いたら、見えてきたトゲをピンセットで抜き取りましょう。その後、再び消毒して下さい。
皮膚を切りすぎたり触りすぎると炎症が悪化してしまいますので、あまり深追いしないようにしましょう。
まとめ
トゲが刺さったときに大切なのは、慌てないことです。焦って闇雲にトゲを触りすぎると、炎症が悪化して雑菌が入り込み、化膿して傷口がひどくなってしまうことがあります。
トゲが抜けずに数日経過してしまい、患部の炎症がひどいという場合には、皮膚科でトゲを抜いてもらうと安心ですよ。