尾てい骨を打撲したときの対処法!病院と自宅での治療法を紹介!

冬道で、滑って転んであいたたた!

しりもちをついて思いっきり尾てい骨を打ってしまった!

という経験は誰しもが持つものですよね。

 

幼い頃であれば自然と治っていたこんなケガも、年齢を重ねるとダメージが大きく、なかなか痛みが引かずに困ってしまいます。

今回は、尾てい骨を打撲した時、病院ではどんな治療が行われるのか、自宅で痛みを和らげる方法があるのかについて詳しく説明していきます。

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尾てい骨の役割とは?

尾てい骨は、体の中心である骨盤を支えるとても重要な部分です。

ここには手で触るとすぐに骨のようなものを感じるため、あまり脂肪や筋肉を感じることはありませんが、実は沢山の筋肉や靭帯によって囲まれている部位です。

 

この筋肉は、骨盤を支えるために存在しているので、自分でも気が付かないうちに毎日とても大きな負担をかけています。

骨盤が歪んでいるとその負荷は高く、妊娠出産前後の女性では尾てい骨への負担はとても大きいものです。

病院は何科に行けばいい?

体の中心を支える大切な尾てい骨が打撲すると、少しの動きでも痛みが生じて日常生活に支障をきたすことがあります。

そんな時には、迷わず病院で検査を受けましょう。

 

尾てい骨を打撲した時にかかる科は、整形外科です。

整形外科では診察から始まり触診やレントゲンの撮影、場合によってはMRIでの精密検査を行うこともあります。

 

単純に筋肉が損傷を受けただけの打撲ではなく、強い衝撃によって骨が変形や骨折していることもありますので、万が一のために早い段階で詳しく検査を受けておいた方が良いでしょう。

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どんな治療を行うの?

整形外科での検査や診察が終了すると治療に移行しますが、どのような方法で治療が行われるのでしょうか?

尾てい骨に骨折や変形が見られないただの打撲であった場合には、シップや塗り薬などが処方されるでしょう。

シップも貼りにくい場所ではあるのですが、このぐらいしか行える治療法がありません。

多くの場合は時とともに自然と治るのですが、場所が場所なだけに治りにくくいつまでも痛みを感じやすいので、完全に治るまでは少し我慢が必要かもしれません。

ただの打撲であれば病院でも、「シップを貼って安静にしてください」といった対応になります。

 

骨自体に影響がみられる場合には、手術を行うこともありますが、多くは自然治癒となるようです。

あまりにも痛みが辛い場合には、ギブスによる固定も行われます。

自力で痛みを和らげるには?

病院へ行ってもシップを貼るだけ?と思ってしまうかもしれませんが、病院での治療以外に大切なのは自宅での療養方法です。

尾てい骨の痛みを和らげ、一日でも早く治すために日常生活において行いたい方法についてご紹介します。

ドーナッツクッションを使用する

どんな場所でも、座るときにはクッションの真ん中に穴が開いたドーナッツクッションを使用するようにしましょう。

最近では100均でも売られているので、何個か買ってダイニングのいす用、ソファー用、座椅子用といった風に場所ごとに置いておくのがお勧めです。

 

人間は、座っている時でも尾てい骨に大きな負担をかけてしまうので、体重を尾てい骨ではなく座骨にかけるように自然と促してくれるドーナッツクッションは、尾てい骨を痛めたときには最重要アイテムとなります。

下半身の運動

尾てい骨の痛みを和らげるために、腰や股関節を良く動かすことも大切です。

痛いからと言って安静にしすぎても、かえって痛みが気になってしまい落ち着かないということもあります。

そんな時には気分転換も兼ねて、外をゆっくり散歩するようにしましょう。

家の中では時々腰を回してみたり、軽くストレッチするのも効果的です。

その後の注意点

尾てい骨の打撲は、その時の痛みだけではなく後々に後遺症として様々な症状に悩まされてしまうこともあります。

多くは便秘などの排便障害、骨盤や仙骨までもが歪むことによる腰痛や肩こりなどといったものです。

後遺症を和らげるためには、日ごろから尾てい骨への負担を避けることがまず第一になります。

また、長時間同じ姿勢でいることを避け、再び転倒しないように注意することも大切です。

 

打撲によって歪んだ骨盤を強制するために、骨盤矯正ベルトや整体院や整骨院での骨盤矯正も効果が期待できると言われています。

尾てい骨の痛みが長引いているなら、こういった治療院での施術も試してみるのも一つの手です。

まとめ

尾てい骨は、体のバランスに必要な「体幹」に大きく作用する部位です。

ここに損傷が起きると、痛みだけではなく様々な症状に長く悩まされてしまうことがあります。

転倒の際にお尻を打ってしまったら、恥ずかしがらずに病院でしっかり検査してもらうことをお勧めします。

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