自律神経の乱れは体の不調のもと。
現代人は自律神経が乱れている方が多いため、毎日の生活の中で自律神経を整える方法を実践することをおすすめします。
今回は、さまざまな方面から自律神経を整える方法についてピックアップしてみました!
自律神経を整える方法
自律神経を整える方法にはさまざまな方法があります。
自分が「これだったら毎日できそうだ」と思える方法をこちらから探してみてはいかがでしょうか。
自律神経を音楽で整える
音楽は聞いていると、良い気分になったり安らかな気分になったり体や心に働きかけるので、自律神経を整える方法としてとても有効です。
どのような音楽をお勧めかといえば、「聞いていて心が安らぐ」と感じられる音楽を聞くのが良いでしょう。
ヒーリング音楽、オルゴール、ジャズ、クラシック、自然の音など聞いていて「癒される」「気持ち良い」と感じる自分が好きな音楽を聞きましょう。
でも、ゆったりした音楽だけが効果的なわけでもありません。
ゆったりした音楽よりも楽しくなる音楽を聞きたい気分の時もありますよね。
そういう時に無理に癒しの音楽を聞いても、自律神経を整える効果はあまりありません。
ですから、音楽で自律神経を整えるなら「今自分が一番聞きたいものを聞く」というのが大切なポイントになります。
自律神経をツボ押しで整える
自律神経を整えるツボは気軽にいつでも押せるので、自分のタイミングで自律神経を整える対策ができるのがポイント。
自律神経を整えるツボには複数あるのでいくつか紹介します。
①百会
両耳の後ろから頭のてっぺんに真っ直ぐ向かって顔の中心線と交わる頂点にあります。
②内関
手首のシワから親指2本分ほど下に位置します。
③労宮
薬指と中指を折り曲げ、手の平に指先が当たる部分にあります。
④大衝
足の人差し指、親指の間をたどり骨がぶつかる少し手前にあります。
ツボを押す時には無理をして強く押す必要はありません。
いた気持ち良いと感じるくらいの強さで息を吐きながら押しましょう。
ゆっくりと呼吸をしながら行うことでリラックス効果もあり、自律神経を整える効果に期待できます。
自律神経をサプリで整える
自律神経を整えるのに、サプリメントも良いかもしれません。
効果を期待できるサプリの成分はこちら。
①プラセンタエキス
プラセンタはホルモンバランス、自律神経を整える働きがあり自律神経の乱れによるうつ病、不眠、さまざまな体調不良を改善することができます。
②サポニン
交感神経、副交感神経のバランスをとって自律神経を整える働きがあります。
サポニンは高麗人参、田七人参などに多く含まれ自律神経の乱れによるあらゆる不調を改善に導きます。
③セロトニン
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが不足すると、精神疾患になりやすくなります。
セロトニンを含むサプリを飲むことで、自律神経失調症を防いだり緩和する高価に期待できます。
④GABA
神経を落ち着かせる効果で交感神経の働きを緩やかにします。
交感神経が活発になり緊張状態が続くと自律神経が乱れるので、GABAを摂取することで神経が落ち着き自律神経を整えることができます。
自律神経をストレッチで整える
ストレッチは深く呼吸をしてゆったりとした動きで行うため、リラックス効果や体の緊張をほぐす効果で副交感神経が優位になり、自律神経が安定します。
筋肉をほぐす程度のストレッチでいいので、体に負担がかかるほどのストレッチは必要ありません。
①前を向いて首を右に傾け、左の鎖骨を右手で押さえる
②首から下を動かさずに頭を右斜め後ろに倒し、首の筋を伸ばす
③反対側も同様に行う
自律神経をアロマで整える
アロマは初心者には選ぶのが難しい、扱いが分からないという場合も多いですが、こちらでは初心者でも使いやすいアロマを紹介します。
アロマはティッシュやハンカチに垂らして香りを嗅いだり、アロマディフューザーを使って香りを楽しむと良いでしょう。
①ラベンダー
リラックス効果が高い香りで、ストレスや不安を和らげます。
刺激、毒性がなく安全性に優れているので初心者にも扱いやすいアロマです。
②オレンジ
甘い香りで人気のある香りです。
どこの部屋にも使いやすい香りで、オレンジの香りで自律神経失調症を改善できたという報告もあります。
③ヒノキ
日本人になじみ深い優しい香りです。
神経系を落ち着ける働きがあり、安心感を与えてくれます。
ラベンダーとあわせ使いすると、自律神経を整えるブレンドになるのでおすすめです。
自律神経をヨガで整える
呼吸を意識的に行うことで交感神経と副交感神経が整い、自律神経を整える効果があります。
今回お勧めするのは「猫のポーズ」です。
以下にやり方を解説しましたので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
猫のポーズ
- 四つん這いになって指をしっかり開きます。
- 息を吸い、吐きながら首、背中、首を丸めて背骨を押し上げます。
- そして、息を吸いながらまた四つん這いに戻します。
- 次に吐きながら喉、背中、腰を反らし息を吸いながら四つん這いに戻ります。
それぞれの動きはゆっくり、呼吸を意識しながら行うことがコツです。
自律神経を薬で整える
自律神経の乱れを病院で相談し、薬を処方して貰うこともできます。
主に処方される薬がこちらです。
ハイゼット
不安、緊張を和らげる効果や肩こり、頭痛、自律神経の乱れによる発汗異常の緩和、改善に効果的です。
グランダキシン
交感神経の緊張を和らげて発汗異常、手足の冷え、頭痛、倦怠感を改善します。
まとめ
このように様々な方法がありましたが、できそうなものはありましたか?
ぜひ自律神経を整える方法を積極的に取り入れ、体の不調を改善へ導いていきましょう。