あつ~い夏には熱中症にかかる恐れがあります。
初期症状で食い止められれば重症化したり命の危険はありませんが、なってから対処するのではなく「ならないようにする対策」をしたいですよね。
水分補給、塩分補給、暑い場所に長時間いないなどの対策はありますが、他にも方法はあります。
こちらで紹介するのは、熱中症予防におすすめしたい食べ物と飲み物。
食べて、飲んで熱中症を気軽に予防できるので、ぜひお試しください。
熱中症予防におススメの食べ物
まずは熱中症予防に食べて欲しいおすすめの食べ物です。
やはり夏に食べるイメージが強いものばかりですね。
順に見ていきましょう!
カレー
暑い夏に辛いカレー!最高ですよね。
汗をかいてまで食べたくない…という人もいるかもしれませんが、
カレーは熱中症予防にぴったりの栄養たっぷりの食べ物です。
カレーにはクミン、コリアンダー、シナモン、カルダモンなどなど、色々なスパイスが使われていて血行を促進し体を温める作用があります。
熱中症予防に体を温める?と思いますが、消化が促され食欲が沸くので体力がつくのです。
そして、カレーに入れて頂きたいのは豚肉。
豚肉には疲れを癒すビタミンB1が豊富に含まれ、夏の衰えた体力を回復する効果があります。
カレーで体力をつけて熱中症を予防する!というわけですね。
塩飴
塩飴は塩をつかった飴です。
あまじょっぱくて好きな人も多いのではないでしょうか。
食べ過ぎると塩分過多になるので気をつけないといけませんが、暑い場所で仕事をしたりお出かけをする時には塩飴は塩分補給に最適な食べ物です。
熱中症は水分を補給するだけでは防げません。
手軽に塩分を補給できる塩飴を、いくつかカバンにいれておくといいですよ。
梅干し
塩飴と同じ理由で塩分補給におすすめの食べ物です。
また、梅干しには疲労回復効果のあるミネラル、クエン酸も含まれています。
ただ、梅干しをカバンにいれておくのは抵抗があるかもしれませんね。
そんな方はお弁当やコンビニのおにぎりで梅が入っているものを選ぶのでもいいですし、持ち運びしやすいコンビニやスーパーでも売っている「カリカリ梅」でもいいです。
スイカ
スイカは90%が水分で、もはや食べ物というよりは飲み物?という感じです。
スイカにはカリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に豊富に含まれています。
水分補給にぴったりの食べ物ですし、スイカには体を冷やす作用があるので、熱をためこんだ体を中から冷ましてくれます。
ただ、塩分が含まれていないので食べる時には塩をかけて食べるのがお勧め。
塩をかけると美味しくなりますし、熱中症予防にもなって一石二鳥ということでお勧めさせて頂きました。
熱中症予防におススメの飲み物
次に熱中症予防におすすめの飲み物です。
飲み物は、熱中症対策にとってなくてはならない存在。
是非ここで、それぞれの特徴を覚えていって下さいね!
スポーツドリンク
水分と塩分の補給にはスポーツドリンクが一番です。
普通のミネラルウォーターや麦茶よりも体液に近い水分なので、吸収されやすく効率的に水分補給ができるからです。
飲む時は一気に飲まず、少量ずつ飲むのがポイント。
小さなお子様には濃度が濃すぎるので、お子様には子供用スポーツドリンクを与えるか、水で薄めてから飲ませてください。
手作りイオン水
スポーツドリンクは自分で作ることもできます。
水500ml、砂糖大さじ2杯、塩小さじ1/4、レモン汁大さじ1杯です。
ミネラルウォーターよりも体への吸収が良いので、自分で作った安心できる飲み物がいいという方は、手作りでスポーツドリンクを作ってください。
また、市販のスポーツドリンクには多分に砂糖が入っているものもあります。
糖分の摂り過ぎ予防の為にも、自分で作ったほうが健康的かもしれません。
麦茶
麦茶は体を冷ます働き、血液をサラサラにする効果、抗酸化作用など、さまざまな効果を持つ飲み物です。
カフェインが含まれないので利尿作用により脱水になる恐れもないですし、お子様、妊婦さんも安心して飲めるのでおすすめです。
暑い時期は水分不足で血液がドロドロになりがち。
麦茶を飲んで水分補給、血液をサラサラにしていきましょう。
昔から麦茶が夏に親しまれているのは、このような理由があったからなのですね。
牛乳
意外な感じがするかもしれませんが、実は熱中症予防に効果的な飲み物なんです。
牛乳は鉄分、ビタミン、カルシウム、タンパク質、ミネラルなどがバランスよく含まれ、栄養を摂取しながら水分を補えるので熱中症予防に効果的なのです。
以下の、「一般社団法人 Jミルク」が発表している報告で、熱中症に対する牛乳の効果が詳しく紹介されています。
ただ牛乳は傷みやすいですから、携帯するのではなく水分補給が必要な時にスーパーやコンビニで買って飲むようにしてください。
まとめ
熱中症の予防に色々な食べ物と飲み物を紹介しました。
熱中症になってから治すのは大変ですし、場合によっては重症化が怖いです。
是非、こちらで紹介した食べ物や飲み物を熱中症予防に取り入れてみてください。
また、いずれも食べ過ぎや飲み過ぎは良くないので、必要なだけ摂取することを心掛けてください。