あせもの治し方5つのポイントを紹介!

夏の暑さと汗のベタベタ、その状態にあせものかゆみが加わることで、真夏の不快感が倍増してしまう気がしますよね。

あせもはひどくなる前に、ちゃんと対処してすぐに治しましょう!

今回はあせもの治し方、その5つのポイントをご紹介します。

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汗を落として清潔を保つ

あせもには白いあせもと赤いあせもの二種類があり、痒みの出る赤いあせもは大量の汗を一度にかくことで、汗の出る管がふさがり炎症を起こし出来てしまします。

あせもを治すためにも予防するためにも、汗の通り道は常に清潔にし、汗の出口を塞がないようにすることが大切です。

あせもが出来てしまった時、若しくはあせもが出来そうなほど汗をかいている時は、こまめにシャワーで汗を流したり、タオルでふき取るなどなるべく汗を落として皮膚の清潔を保ちましょう。

通気性の良い衣類を着用する

もう一つのあせも、痒みを伴わない白いあせもは、皮膚の表面に汗が溜まることで出来ます。

大人よりも汗をかきやすい子供が特になりやすいので、暑い日は通気性のいい素材を使用した衣類を着させてあげてください。

麻や綿など、お肌に優しい天然素材だと尚いいでしょう。

あせもが出来てしまった後は、特に肌着に気を付けましょう。

子供であれば、背中に汗とりようのガーゼなどを入れるのもおすすめです。

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肌の保湿を心がける

あせもができやすい肌は、バリア機能が正常に働いていないことが考えられます。

冬は乾燥肌になりやすい人などは、意外にも夏場も肌の保湿が大切になります。

あせもが出来てしまった後でも保湿を行うことが必要です。

炎症を起こしている皮膚の保湿に使うローションは、皮膚科医の指導の下お肌に優しいものを使用してください。

かゆくても我慢する

これはとても難しいことですが、痒みのあるあせもが出来てしまった時にはなるべくかかないようにして下さい。

あせもを掻くことで皮膚が傷つき、そこから黄色ブドウ球菌などの常在菌が入り込んで炎症を起こし、化膿してしまうことがあります。

化膿したあせもはそこからさらに皮膚の炎症を広げ、子供によくみられる「とびひ」となってしまう可能性があります。

痒みを我慢出来ない方は、すぐに皮膚科を受診してください。

ステロイド剤を上手に使う

ステロイド剤と聞くだけで「怖い薬」と感じてしまう人も多いようですが、正しく使用することであせもを早く治すことが出来るでしょう。

もちろん、ステロイド剤は自己判断で使用せず、医師から処方されたものを使うようにして下さい。

ステロイド剤を使う上での注意点は以下の通りです。

  • 必ず医師に処方されたもの、若しくは薬剤師の指導の下購入したものを使用する
  • 使用の際には用法・用量を必ず守る
  • 痒みがなくなっても医師の指導があるまでステロイド剤の使用をやめない
  • 保湿剤を併用するときはステロイド剤を先に塗る
  • 必要以上に長期間使用しない
  • 痒みが治まって、ステロイドをやめるか迷った時には医師に相談を
  • ステロイドを塗っても症状が改善しないときも医師に相談してください

ステロイド剤の炎症を抑える効果はてきめんです。

その成果、塗り始めてすぐ痒みがなくなったからと医師の指導よりも早く塗るのをやめてしまう人が多いようです。

しかし、しっかりと皮膚症状が改善するまで使用しないと、またすぐにかゆみが再発してしまう恐れがあります。

「もうやめてもいいかな?」と迷ったら、まずは病院に相談してみましょう。

また、ステロイド剤を使用しても皮膚症状が改善しない場合にも、もう一度医師に相談してみて下さい。

まとめ

あせもは自然と治るから一々治療しない!といった方も多いかもしれませんね。

しかし、子供の場合にはすぐに「とびひ」になってしまうため、なるべく早く皮膚科で正しい治療を受けるのがおすすめです。

あせもを楽観視せず、夏場は常に体を清潔に保てるように努力しましょう。

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