蕁麻疹の市販薬おすすめ8選!子供にも安心な飲み薬・塗り薬は?
この記事は、以下の参考文献などをもとに執筆しております

かゆみとともに皮膚に現れる蕁麻疹。

赤い小さな斑点がボツボツと無数に出てきては濃くなり広がっていく、その姿にはついたじろいでしまいますね。

さてこの蕁麻疹、市販薬でどこまで治せるのでしょうか?

今回は、市販薬メーカーが出している蕁麻疹に効く飲み薬と塗り薬を紹介していきますので参考にしてみて下さい。

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蕁麻疹におすすめの市販薬【飲み薬】

価格も紹介していきますが、ここでの価格は飲み薬・塗り薬ともに、メーカー希望小売価格となります。

アレルギール錠(第一三共ヘルスケア)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【第2類医薬品】アレルギール錠 【55錠】(第一三共ヘルスケア)
価格:756円(税込、送料別) (2017/9/15時点)

【コクミンドラッグ 楽天市場店】

55錠(税込756円)と110錠(1404円)の2種類があります。

4歳以上の子供なら飲めるお薬です。

抗ヒスタミン剤としてマレイン酸クロルフェニラミンを採用し、これに甘草の有効成分であるグリチルリチン酸カリウム、ビタミンB6、グルコン酸カルシウムを配合しています。

15歳以上は1日3回、1回あたり3錠ずつ(1日計9錠)、7~14歳は1日3回、1回2錠ずつ(1日計6錠)、4~6歳は1日3回、1回1錠ずつ(1日計3錠)を服用すること、4歳未満は服用しないことを製造元では推奨しています。

成人で1日あたりマレイン酸クロルフェニラミンを13.5mg摂取する商品設計となっています。

レスタミンコーワ糖衣錠(興和)

【楽天市場 ツルハドラッグ】

80錠と120錠の2つがあります(価格はともにオープン価格)。

抗ヒスタミン剤として、ジフェンヒドラミンを採用しています。

5歳以上の子供から服用可能となっています。

15歳以上は1日3回、1回3錠ずつ(1日計9錠)、11~15歳は1日3回、1回2錠ずつ(1日計6錠)、5~11歳は1日3回、1回1錠ずつ(1日計3錠)を服用することが推奨されています。

成人で1日あたりジフェンヒドラミンを90mg摂取する商品設計となっています。

スラジン(佐藤製薬)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【第(2)類医薬品】佐藤製薬スラジン 72錠 錠剤【P25Apr15】
価格:780円(税込、送料別) (2017/9/15時点)

【楽天市場 エナジードラッグ】

42錠(税込777円)と72錠(税込1166円)の2種類があります。

8歳以上の子供から飲めるお薬です。

抗ヒスタミン剤としてマレイン酸クロルフェニラミン、dl-塩酸メチルエフェドリンが配合されている他、皮膚病に薬効のある漢方薬として知られる茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)を配合しており、子供でも飲みやすい小粒の糖衣錠になっています。

15歳以上は1日3回、食後2錠ずつ(1日計6錠)を、8~14歳の方は食後1錠ずつ(1日計3錠)を服用します。

成人で1日あたりマレイン酸クロルフェニラミンを12mg、dl-塩酸メチルエフェドリンを36mg、茵蔯蒿湯を160mg摂取する商品設計になっています。

ムヒAZ錠(池田模範堂)

【くすりの福太郎 楽天市場店】

12錠入り税込1080円で販売されています。

有効成分として抗ヒスタミン作用のほか、抗アレルギー作用、抗炎症作用を併せ持つアゼラスチンが配合されています。

1日2回、1回1錠、15歳以上の成人が服用できます。

成人で1日あたりジフェンヒドラミンを2mg摂取する商品設計となっています。

蕁麻疹におすすめの市販薬【塗り薬】

メンソレータム ジンマート(ロート製薬)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【第2類医薬品】《ロート製薬》 メンソレータム ジンマート 15g
価格:875円(税込、送料別) (2017/9/15時点)

【楽天市場 ドラッグ青空】

15g入り税込1296円で販売されています。

ステロイドを使用せずに蕁麻疹を治すことをコンセプトとした2015年に発売開始の比較的新しい市販薬(一般用医薬品)です。

有効成分として、抗ヒスタミン剤であるジフェンヒドラミン、かゆみ止め成分としてクロタミトン、リドカイン、l-メントール、腫れや炎症を抑える成分として酸化亜鉛、グリチルリチン酸二カリウムを配合しています。

ベトネベートN軟膏AS(第一三共ヘルスケア)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【第(2)類医薬品】第一三共ヘルスケア ベトネベートN軟膏AS 5g
価格:698円(税込、送料別) (2017/9/15時点)

【マツモトキヨシ楽天市場店】

5g入り(税込1134円)、10g入り(税込2052円)の2種類があります。

ベタメタゾン吉草酸エステルという比較的強いステロイドが配合されており、しっしん、かぶれ等の皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮することが知られています。

加えて、抗菌作用を有する抗生物質であるフラジオマイシンも配合されています。

フルコートF(田辺三菱製薬)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【第(2)類医薬品】フルコートF軟膏 5g[田辺三菱製薬][皮膚用薬]
価格:826円(税込、送料別) (2017/9/15時点)

【楽天市場 健康エクスプレス】

5g入りと10g入りの2種類があります(価格はともにオープン価格)。

フルオシノロンアセトニドという比較的強いステロイドが配合されており、優れた抗炎症作用により、蕁麻疹の症状を抑えていきます。

また、細菌の増殖を防ぐため、抗生物質フラジオマイシンも配合しています。

オイラックスPZリペア軟膏(第一三共ヘルスケア)

【楽天市場 まいどドラッグ】

5g入り(税込1058円)、10g入り(税込1944円)の2種類があります。

有効性と安全性の両面を考慮し、皮膚表面で作用し、体内に入ると分解される薬剤設計になっています。

ステロイド成分には、上記2つほどは強くないプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルが配合されています。

また皮膚の炎症をしずめるグリチルレチン酸、皮膚の組織修復にはたらくアラントイン、かゆみを抑えるクロタミトン、血流を改善し、症状の回復を助けるトコフェロール酢酸エステル、殺菌作用をもつイソプロメチルフェノールが配合されています。

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まとめ

今回は、蕁麻疹に効く市販薬の飲み薬と塗り薬を紹介しました。

蕁麻疹は皮膚の血管に周囲にあるマスト細胞と呼ばれる細胞が、ヒスタミンと呼ばれる物質を出し、このヒスタミンが血管を刺激することで出てくる発赤反応であることがわかっています。

またヒスタミンはかゆみを感じる神経も刺激するので、蕁麻疹は自ずからかゆみも伴うことになります。

今回紹介した蕁麻疹に効く薬はどれもヒスタミンの発生源であるマスト細胞のはたらきを抑えることで、その効果を発揮していくものとなっています。

薬局に行って1000円前後出せば、蕁麻疹に有効に作用する飲み薬・塗り薬が買えるということをぜひ覚えておいてください。

参考文献
「日本皮膚科学会 皮膚科Q&A 蕁麻疹」

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