全く痒みはないのに、気が付くと体に斑点が!

痒みがない蕁麻疹って、なんだか奇妙に感じてしまい少し恐ろしくなりますよね。

痒くない蕁麻疹が出来た時は、どのような病気が疑われるのでしょうか。

今回は、痒くない蕁麻疹を14個と、それぞれの症状と対処法についても解説していきます。

目次

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ジベルばら色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん)

薄いバラ色の斑点がお腹を中心とした皮膚に表れるのが、「ジベルばら色粃糠疹」です。

聞きなれないこの病気は、働き盛りの20~30代を中心として発症するという特徴がありま

ジベルばら色粃糠疹の症状

「ジベルばら色粃糠疹」になると、始めは体幹部を中心として2センチほどのやや大きめの発疹が出現します。

 

最初の発疹から1週間ほどが経過したころには、小さな楕円形の発疹が胴体の一定方向に向かって広がっていくという特徴的な症状が見られるようになります。

発疹は次第に大きくなり赤みを増し、時間が経つと発疹の中央部が褐色になり爛れていきます。

 

この際に痒みを感じる人もいるようですが、痒みが出るかどうか、またその強さにも個人差があるようです。

ジベルばら色粃糠疹の原因

この病気の原因は、未だに特定されていません。

但し、他者に直接感染させてしまうということはないので、日常生活の上で感染について気を付ける必要はありません。

ジベルばら色粃糠疹の対処法

この病気は原因もはっきりとしていないため、治療薬も存在していません。

また、多くの場合は自然治癒していくことから、病院での治療は必要がない場合が多いようです。

但し、皮膚の症状が強い場合には皮膚科を受診し、適切な治療を行ってもらいましょう。

帯状疱疹

大人にとって一番恐ろしい皮膚の病気と言えば?と聞かれると、多くの人が「帯状疱疹」と答えるのではないでしょうか。

痒くはなくとも激しい痛みを伴う「帯状疱疹」について解説します。

帯状疱疹の症状

帯状疱疹の症状で、一番特徴的なのは病名の通り、帯状に出現する発疹とそれに伴う強い痛みです。

発疹が出現する1週間ほど前から、予兆として神経に痛みを感じる方もいます。

 

症状は3か月ほど続き、神経の痛み、発疹、水疱、爛れといった皮膚症状と併せて激しい痛みを感じます。

帯状疱疹の原因

帯状疱疹の原因は、幼少期に感染した水痘ウイルスによるものです。

 

水疱瘡が治った後も、関節内に水痘ウイルスが身を潜め、大人になってからストレスや疲労の蓄積によって体力・免疫力が落ちた時が注意です。

関節から神経に沿って水痘ウイルスが増殖していくことで発症します。

帯状疱疹の対処法

帯状疱疹になった場合には、必ず皮膚科にて治療を受けましょう。

帯状疱疹の後遺症による痛みに悩んでいる方は、ペインクリニックでも治療を受けることができます。

帯状疱疹は抗ヘルペスウイルス薬で治療を行います。

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アトピー性皮膚炎

「アトピー性皮膚炎」は強い痒みを特徴としますが、痒くない場合もあるようです。

医師によっては痒みのないものはアトピーとは言えないという方もいらっしゃるようですが、痒みのないアトピーにはどのような症状があるのでしょうか?

アトピー性皮膚炎の症状

アトピー性皮膚炎の症状は、強い痒みと激しい皮膚のただれが特徴的です。

但し、アトピー性皮膚炎を発症してすぐはかゆみを感じないこともあるようです。

また、アレルギー反応が小さい段階でもかゆみを感じないことがあります。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎は、アレルゲンが皮膚に付着することで起こります。

元々アレルギー体質の方が、冬場の乾燥などにより皮膚のバリア機能が低下している際にアレルゲンと接触することで発症してしまうのです。

アトピー性皮膚炎の対処法

アトピー性皮膚炎かもしれないと感じたら、すぐに皮膚科にて治療を開始してください。

また、体の疲れやストレスが原因となりさらに痒みを増してしまうことがあります。

ですので、規則正しい生活とストレスの適度な解消、健康的な食生活を心掛けることも大切です。

汗疹

「汗疹(あせも)」は、どの年代でも起こりうるものです。

改めてその症状や原因について見ていきましょう。

汗疹の症状

よく見られる赤いあせもは痒みを伴いますが、稀に起きる白いあせもには痒みがありません。

この白く水ぶくれ状になったあせもは「水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)」というもので、症状がほとんどない為できても気づかない人も多いでしょう。

汗疹の原因

あせもは、皮膚の内部に汗が溜まることで起こります。

黙っていても大量の汗をかいてしまう夏場だけではなく、激しい運動中や高熱による発汗でもあせもが出来てしまうことがあります。

汗疹の対処法

あせもが出来ないようにするためには、汗をかいたときにはこまめに着替えをする、シャワーで汗を流すといったことが有効です。

特に自分で着替えが出来ない乳幼児は、大人が注意してあげましょう。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

二の腕や足にできる痒みのないぶつぶつは、「毛孔性苔癬」と呼ばれるものである可能性があります。

毛孔性苔癬の症状

「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」になると、二の腕やふくらはぎなどに、痒みも痛みも伴わない発疹ができます。

肌がざらざらになって不快、見た目が悪くて気になるという方も多いでしょうが、それ以外には特に困った症状はありません。

毛孔性苔癬の原因

この症状についての原因は解明されていませんが、特に若い年代の男女や妊娠中、または出産後に出やすいとされています。

肌のターンオーバーに異常が起こることでなる為、ホルモンバランスが影響しているのではないかと言われています。

毛孔性苔癬の対処法

毛孔性苔癬を予防するためには、皮膚の保湿を心掛け、皮膚の血行を促す必要があります。

抗酸化成分が配合された美容クリームなどで、二の腕や足をマッサージしながら保湿するのが望ましいでしょう。

接触性皮膚炎

「接触性皮膚炎」とは、皮膚に外的刺激が及ぶことで起きる蕁麻疹の総称です。

接触性皮膚炎の症状

接触性皮膚炎では、刺激を受けた部分に赤い発疹、丘疹、水ぶくれなどの症状が起こります。

痒みや痛みはケースにより異なり、まったく痛みや痒みを伴わないことも。

接触性皮膚炎の原因

原因は多様ですが、金属やアレルゲンとの接触、外傷、毒性のあるものとの接触などが挙げられます。

接触性皮膚炎の対処法

原因がアレルギー反応によるものだった場合には、皮膚科での治療が必要となります。

それ以外の外傷によるものの場合は、傷が治癒することで自然と治っていきます。

アレルギー以外のものでは、痒みの症状が続くことはあまりないでしょう。

機械式蕁麻疹

皮膚に機械的な刺激を与えることで起こる蕁麻疹を「機械式蕁麻疹」と呼びます

機械式蕁麻疹の症状

皮膚の刺激を受けた部位に、赤いみみずばれのような蕁麻疹が起こります。

痒みや痛みは少なく、短時間で症状が治まっていくのが特徴です。

機械式蕁麻疹の原因

この蕁麻疹の原因は、皮膚にかかる圧力が主です。

サイズの小さい下着による締め付けやベルトなどによる圧迫が主たる原因でしょう。

機械式蕁麻疹の対処法

この蕁麻疹によるかゆみや痛みは少なく、あっても短時間で終わるので治療等は必要としません。

機械式蕁麻疹を予防するためには、サイズの合ったものを身につけ、腕時計なども締め付けすぎなようにするなど工夫するようにしましょう。

貨幣状湿疹

丸いコイン状の湿疹ができていたら、それは「貨幣状湿疹」かもしれません。

貨幣状湿疹の症状

貨幣状湿疹は、コイン大の大きさの湿疹が下股に出来ます。

湿疹の中心部は赤く湿っており、湿疹自体はドーム状であるのが特徴です。

痒みや痛みには個人差がありますが、数日たっても治らず、その後急に強い痒みが襲ってくることもあります。

貨幣状湿疹の原因

元々の原因は、虫刺されや細菌感染などです。

それがなかなか治らず、いつの間にか貨幣状湿疹になってしまうのです。

貨幣状湿疹の対処法

この湿疹は皮膚科での治療が必要です。

抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬、ストロイド外用薬などで治療を行います。

症状が強く、また悪化してしまう場合にはステロイドを内服することもあります。

ニキビ

主に若い年代の男女に起こる「ニキビ」ですが、近年では年代を問わずにその症状に悩まされている人が多いようです。

ニキビの症状

ニキビは、赤・白・黒と色によってその症状が異なります。

ニキビの初期段階である白ニキビは痛みや痒みを全く感じません。

白ニキビから毛孔が解放されることで黒ニキビとなりますが、この際にも痛みや痒みはありません。

ニキビが炎症を起こし、赤色になると痒みや痛みが出てくるでしょう。

ニキビの原因

ニキビの原因は、ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れによる過剰な皮脂分泌です。

皮脂が毛穴に詰まることでニキビができてしまいます。

ニキビの対処法

ニキビを予防、またはできてしまったニキビに対処するためには、常に皮膚を保湿し、油分や糖分の多い食事をしないといったことが大切です。

また、ニキビの炎症が酷い場合には皮膚科による治療も受けた方が良いでしょう。

温熱じんましん

体が温まった時にできる「温熱蕁麻疹」も、痒くない場合があるようです。

温熱じんましんの症状

皮膚のうち、急に温度が上がった部分のみに赤い腫れや蕁麻疹が出来てしまうのが特徴です。

多くの場合には痒みを伴いますが、症状には個人差がある為、人によっては痒みをあまり感じない人もいるようです。

温熱じんましんの原因

温熱蕁麻疹の原因は、その名の通り温度の上昇にあります。

寒いところから急に暖かいところに移動した場合や、お風呂に入った時、ストーブや熱風によって皮膚の一部分が急に暖められた際にも発症します。

温熱じんましんの対処法

頻繁に温熱蕁麻疹の症状が出る方は、皮膚科にて治療を受けましょう。

この蕁麻疹は、血行不良や冷え性の方に起こりやすいので、食生活や生活習慣に気を付け体を内側から温める予防法も効果的です。

酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)

まるでお酒を飲んだかのように顔がほてり、赤みを帯びる皮膚炎を「酒さ様皮膚炎」と呼びます。

特に若い女性に多い皮膚の病気です。

酒さ様皮膚炎の症状

酒さ様皮膚炎になると、顔が火照り赤みを帯びるという特徴的な症状の他に、膿疱や皮疹もみられます。

酒さ様皮膚炎の原因

この皮膚炎は、副腎皮質ステロイドを長期間連用したことによる副作用によって起こります。

酒さ様皮膚炎の対処法

酒さ様皮膚炎になった場合、皮膚科による長期間の治療が必要となります。

副腎皮質ステロイドを断つことで一時的に症状が悪化し、入院が必要になるケースもあります。

日常生活では、体を温めない、顔を強く刺激しない、飲酒を避ける等の注意が必要です。

脂漏性皮膚炎

頭皮や顔といった部位に主に起こる皮膚症状の一つに、「脂漏性皮膚炎」というものがあります。

脂漏性皮膚炎の症状

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い顔や頭皮を中心に、背中やお尻、耳の後ろなどに皮膚のただれを起こす皮膚炎です。

多くの場合には痒みを伴い、皮膚が剥がれ落ちてくるのが特徴です。

頭部にできた場合には、剥がれ落ちた皮膚をフケと勘違いしてしまうこともあります。

脂漏性皮膚炎の原因

大人が脂漏性皮膚炎になった場合には、その主な原因はマラセチアという真菌です。

この菌は人の皮膚にある常在菌ですが、皮脂の分泌が過剰になると、その皮脂を餌として増殖することで皮膚に炎症を起こしてしまうのです。

脂漏性皮膚炎の対処法

対処法としては、皮脂の分泌を抑えることと皮膚を清潔に保つことが有効です。

使用するシャンプーにも気を使わなければいけません。

市販の石油系界面活性剤を使用しているシャンプーは、頭皮のダメージを促進してしまう可能性が高くなります。

一例ですが、下記のような頭皮環境の改善のために開発されたものがおすすめです。

脂漏性皮膚炎のための99%天然由来成分シャンプー【KADASON(カダソン)】

 

それに加えて、油分を控えたバランスのいい食生活、疲労を溜めすぎない、皮膚を清潔にした後は保湿を行うなどすることで、症状を和らげていくことが出来るでしょう。

薬疹

薬疹とは、読んで字のごとく薬の副作用で起こる発疹のことを言います。

薬疹の症状

薬疹の場合、その原因となる薬の服用から1~2週間後に発疹があらわれます。

この時の症状は多種多様であり、体の特定部位のみに発疹が出る人もいれば、全身に及んでしまう人もいます。

また、原因となる薬の服用から1か月以上、場合によっては1年以上経ってから薬疹が出てしまうこともあります。

薬疹の原因

原因は薬の服用ですが、この場合の薬は病院で処方されるものだけとは限りません。

市販薬や漢方薬、時にはサプリメントが原因となることもあります。

薬疹がでないという保証のある薬はありませんので、どんな薬でも薬疹の原因となり得ます。

薬疹の対処法

薬疹の場合、重症化することで命にも危険が及ぶことがあります。

薬疹が疑われる場合には、早期に原因となる薬を発見し、服用を中止しましょう。

 

薬疹の治療は皮膚科で行われます。

受診の際にはお薬手帳を持参の上、医師に相談してください。

動物アレルギー

花粉症のような症状が特徴の動物アレルギーですが、動物の種類によってはかゆみのない蕁麻疹が出てしまうこともあるようです。

動物アレルギーの症状

動物アレルギーの場合、アレルギーの原因となる動物と接触することで、目のかゆみやくしゃみ、咳、蕁麻疹といった症状があらわれます。

 

犬や猫などを原因とする動物アレルギーの代表的な物では痒みのある蕁麻疹が出ますが、ハムスターなどが原因の場合には痒みを伴わないものもあります。

動物アレルギーの原因

原因はアレルギーの元となる動物との接触です。

この際、直接的な接触はなくとも、その動物の毛やフケが付着したものとの接触も原因となります。

動物アレルギーの対処法

動物アレルギーを発症してしまったら、症状を抑えるためには残念ですがその原因となる動物との接触を断つほかありません。

それが現実的ではない場合には、病院にて治療を受けましょう。

 

また、アレルギーは疲労やストレスによって症状が悪化してしまうことがあるので、なるべく健康的な生活を心掛け、部屋を清潔に保つことも必要です。

まとめ

蕁麻疹には様々なものがありましたが、あなたの蕁麻疹に心当たりのある原因はみつかりましたでしょうか。

痒みに悩む多くの人が、皮膚科を受診する際にはすでに症状が重症化してしまっていることが多いようです。

ただの蕁麻疹と放置せず、気になる症状があればすぐに皮膚科を受診しましょう。

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