夏バテになる3つの原因と4つの対処法!効果的な栄養素とは?

夏の厳しさが増してくると、気になるのは夏バテによる体調不良ですよね。

夏バテは夏特有のものですが、「涼しくなれば治る」と放っておくと、秋や冬にも夏バテを引きずって体調不良を起こすこともあるようです。

夏バテは夏のうちに治して、秋の行楽シーズンを元気に過ごしていですよね。

今回は、夏バテの原因と対策について総まとめでお送りします!

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夏バテとはどんな症状?

まずは夏バテになるとどんな症状が現れるのか、軽いものから気をつけなくてはいけない重い症状までを解説していきます。

夏バテの初期は食欲不振

夏バテの初期からあらわれ、夏バテの最も代表的な症状と言えるのが食欲不振です。

夏バテになるとなんとなく食欲がなくなるということから始まり、それがすすむと「なにも食べたくない」という段階まで進みます。

眠れない

夏に眠れないのは熱帯夜のせい!と思いがちですが、夏バテの症状の一つでもあります。

疲れが取れない

夏バテで食欲がなくなり食事量が減ると、次第に疲れも取れにくくなります。

暑さによる体力の消耗に加え、栄養不足となることで「いくら休んでも疲れが取れない」という状態になります。

倦怠感が続く

食欲がなく疲れが取れない、その状態を放置しておくと全身の倦怠感が続くようになります。

なんとなくやる気が出ない、全身がだるくて動かない、でも動かなくてはいけない・・・。

と無理をしてしまうことで、さらに夏バテの症状が進んでしまうでしょう。

夏風邪

そんな夏バテを放置しておくと、最終的には夏風邪をひきやすい体になってしまいます。

夏風邪は冬の風邪とは違い脱水症状に注意しなくてはいけません。

 

気温が暑い中で高熱が出るのはとてもつらいですから、できれば夏風邪をひく前に夏バテは解消しておきたいところですね。

夏バテになる3つの原因

このように様々な症状があらわれる夏バテですが、その原因は主に3つあります。

夏に気をつけたい夏バテの原因を詳しく知っておきましょう。

自律神経の乱れ

夏バテの主な原因は自律神経の乱れです。

「自律神経って、精神的なストレスで乱れるんじゃないの?」と考えている人も多いですが、自律神経を乱れさせるストレスは精神的なものばかりではなく、身体的なストレスも含まれます。

 

酷暑による暑さに体がなかなか対応できずにいたり、外気温と室内の冷房による温度差から自律神経が乱れてしまうこともあります。

自律神経が乱れることで、夏バテ特有の食欲不振、睡眠障害、倦怠感などが起こるのです。

食事の偏り

夏バテの要因として次に着目したいのが食事の偏りです。

夏になるとさっぱりとしたものが食べたくなるため、冷たいソフトドリンクやアイスクリーム、ご飯は冷たい麺類のみという食生活が続くと圧倒的に野菜とたんぱく質が不足します。

 

たんぱく質はエネルギー源ですから、体を動かし細胞を作るための必須栄養素です。

これが足りないと体がスムーズに動かなくなります。

 

野菜に含まれるビタミン類などは、夏に大量に浴びてしまう紫外線によるダメージ修復にも役立ちますから、炭水化物や甘いものばかりではなく、野菜と肉、魚もバランスよく摂取しましょう。

冷房の使い過ぎ

そして夏バテの原因3つ目のポイントは、冷房の使い過ぎです。

仕事中にずっと冷房に当たっている方は特に要注意!

体が冷えすぎることによる面気力の低下や血行不良はもとより、汗をかかないことで体温が内側にこもり脱水症状を引き起こしてしまうこともあります。

 

また、外気温と室温の温度差による自律神経の乱れも引き起こしやすくなりますから、夏バテかもしれないと感じたら冷房の温度は高めに設定し、外気温との差を失くしてあげることが必要です。

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夏バテに効果的な4つの対策

良質な睡眠をとる

1つ目のポイントは「良質な睡眠」です。

しかし、真夏の夜は寝苦しいもの。夏の夜を快適に過ごし、良質な眠りへと誘う方法は以下の通りです。

エアコンを上手に使う

エアコンを24時間つけっぱなしにしたいという方は、設定温度は高めの28度で除湿運転を行うのがいいでしょう。

温度設定を28度以下にすると寝冷えしてしまう可能性がありますが、28度では体感温度が高めになります。

除湿を行えば体感温度を下げることが出来るので、この設定が最適です。

冷感グッズを使う

触ると冷たい冷感グッズも、真夏の安眠を促進させてくれます。

お勧めの商品を3つ紹介しますのでご覧ください。

接触冷感のシーツや敷きパッド

空気の通りがいい繊維を使用することで、体温をシーツに籠めることなくすぐに冷やしてくれる機能性の高いシーツや敷きパッドがおすすめ。

自分の体温による寝苦しさを防ぐことができますよ。

【ディノス楽天市場店】

冷感枕カバー

どうしても暑い時、保冷剤を使用して眠ることもあると思います。

しかし普通の枕カバーではびちょびちょになってしまい不衛生です。

こんな時、保冷剤を使わないひんやり生地の枕カバーなら快適に眠ることができますよ。

【楽天市場 西川チェーン布団Shop】

ハッカ油を使う

就寝前の入浴タイム、湯船に少量のハッカ油を入れて下さい。

体のひんやりとした心地が続き、暑い日の眠りをサポートしてくれます。

上手に水分補給する

夏に水分補給は鉄則ですが、もっと正しい水分補給を心掛けることで夏バテから回復出来るかもしれません。

夏場は自分が感じるよりも水分を必要としています。

水分を効率よく補給するのなら、塩を一緒に摂りましょう。

コップ一杯の水に、一つまみ塩を入れてみてください。

この方法に抵抗がある方は、市販の塩いりドリンクや、糖分控えめのスポーツドリンクを「喉が渇く前」に飲みましょう。

夏バテに効果的な栄養素を摂る

最後に、夏バテに効果的な栄養素についてお話します。

夏バテで辛い時には、積極的に以下の栄養素を取り入れてください。

たんぱく質

たんぱく質は人間の細胞を作り出す栄養素であるとともに、体の疲労を回復させるという作用を持ちます。

鶏むね肉や大豆製品を積極的に摂りましょう。

ビタミンB群

ビタミンの中で、ビタミンB1は炭水化物を、ビタミンB2は脂肪をそれぞれエネルギーに変換してくれる作用を持ちます。

効率よく食べ物をエネルギーに変えるために、ビタミンB1,2を摂取してください。

ビタミンB1はウナギ、B2はナッツ類に多く含まれています。

クエン酸

疲労回復の栄養素と言えばクエン酸ですよね。

クエン酸は柑橘類に多く含まれていますが、夏は梅干しで摂取するのが良いでしょう。塩分も同時に摂取することができます。

但し食べ過ぎは塩分過剰になりますので一日1~2粒程度、できれば減塩の物にしてください。

ビタミンC

同じく疲労回復にはビタミンCが有効です。

紫外線を浴びて疲れたお肌にもお勧めですよ。

ビタミンCは柑橘類に多く含まれていますが、苦手な方はビタミンC入りのスポーツドリンクなどで補ってください。

ビタミンA

ビタミンAは、夏バテで弱った胃腸の消化活動を助けてくれる働きがあります。

鶏レバーやニンジンを多く食べるようにしましょう。

ビタミンE

ビタミンEは血流や新陳代謝を促してくれるだけではなく、強い抗酸化力で紫外線により増えた体内の活性酸素を取り除く役目も担ってくれます。

ビタミンEはナッツ類に多く含まれていますので、アーモンドミルクなどで補給すると手軽です。

DHA・EPA

体を冷やすものばかり飲食していると体内が冷え切り、胃腸の働きも低下することで夏バテ特有の食欲不振に陥ってしまうことが考えられます。

青魚に多く含まれるDHA・EPAを摂取することで血液の流れを促進し、冷えた体を体内から温める効果が期待できます。

手軽にサバ缶などでもいいので、なるべく青魚を意識して食べてください。

まとめ

今年の夏は毎日元気に!

体を元気に動かしてもりもりご飯を食べ、ぐっすり眠るのが夏バテ知らずの体づくりの秘訣です。

子供が夏バテ知らずの理由が解りますね。

夏に少しでも体の疲れを感じたら、無理せずに休むことも大切です。

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