手の爪を切ろうとした時、「足の爪も一緒に切っておこうかな~」と思って足爪を見ると、ほとんど伸びていない!そんなことはありませんか?
手の指の爪はどんどん伸びるのに、足はどうしてこんなに伸びるのが遅いのでしょう。また、遅いことで何か病気が隠れているのでしょうか。
今回は足の爪の伸びる早さについて勉強していきましょう。そして、爪が早く伸びて欲しい、そんな人にも対処法をお教えしましょう!
足の爪が伸びない原因
まず、足の爪が伸びない!と思われている方が多いのですが、そもそも手の爪と足の爪では伸びるスピードが2倍ほど違うと言われています。
足の爪が伸びないわけではなく、手の爪が伸びるのが早いのですね。
その理由としては、爪の厚さによります。触ると分かると思いますが、足の爪の方が固く、分厚くできています。
歩行や敵から身を守るための移動手段としてとても重要な器官である足、その先を守るためにとても丈夫にできているのですね。
丈夫にできている分、栄養が行き渡るのが簡単ではなく、その分伸びるのも遅いという訳なのです。納得ですね。
この足の爪のおかげで、角にぶつけても、つまづいても、傷つかずに済んでいるのですね。
爪が早く伸びるようになる対処法6つ
それは分っているけれど、それでも早く爪を伸ばしたい!そんな人は必見です!
ここでは、爪を早く伸ばす方法をたくさんお教えします。ぜひいくつかやってみて検証してみてください。
ハンドクリームで保湿をする
爪はもともと皮膚が固くなってできたものです。なので皮膚と成分はほぼ同じ。
ということは、爪も皮膚と同じように乾燥に弱く、傷みやすいという事です。
したがって、ハンドクリームやネイルクリームなどでしっかり保湿をしてあげれば、健やかになり栄養が行き渡りやすくなり、爪が早く伸びやすくなります。
ハンドクリームを塗る際は、爪にも一緒に塗るようにしてみて下さい。
爪もマッサージ
爪にもしっかり栄養が行き渡るように、血流を良くしてあげましょう。
そのためには、指先マッサージが非常に効果的です。
爪を上下左右からギュッと押してまた離してをくりかえすだけで構いません。
これもハンドクリームなどをつけて行うと非常にやりやすいですよ。
刺激を避ける
ネイルや除光液、皿洗いの時の洗剤などは、爪にとってダメージを与える刺激物です。
刺激を受けてそのダメージの修復に栄養が使われるとどうしても伸びる方に力が使われません。
できればネイルなどはせずに自爪でいるようにしましょう。
また、食器洗いをするときなどは手袋をはめたり、手肌の潤いを逃さない、なんてうたい文句のものを選んだ方がよさそうです。
水をたっぷりと飲む
爪は乾燥に弱いです。外からの乾燥対策も重要ですが、内からの対策もしていくとよりよいでしょう。
爪までしっかり水分が行き渡るように、水やお茶を飲みましょう。
ただし、緑茶や紅茶やコーヒーはカフェインが含まれているので、飲みすぎに注意が必要です。
また、緑茶などには利尿作用が含まれているため、飲んでも尿として出て行ってしまうことが多いので、水や麦茶、ウーロン茶などがオススメです。
タンパク質をとる
爪は皮膚なので、タンパク質でできています。そのタンパク質を補うことも爪にはとってもいいことです。
肉や魚、大豆製品などをバランスよく取って、良質なタンパク質を補ってあげましょう。
指先を使う
ある程度の刺激があると、爪は血行が促進されよく伸びやすくなります。
実際に、よくパソコンのキーボードをたたく事務作業の仕事をしている人と、そうでない人と爪の伸びる早さを比べると、指先を良く使っている人の方が爪が伸びるのが早いと言われるデータもあります。
キーボードでなくてもいいので、何かしら指先を使うことをしてみるといいかもしれません。
ピアノやそろばんなどでもいいかもしれませんね。
まとめ
爪が割れてしまったり、傷んでしまったらとにかくすぐ伸びて!と思ってしまいますよね。
いつかは伸びるものと分かっていますが、もしもっと早く伸ばしたい!と思う場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
でも爪も体の大事な一部ですので、大事にしてください。かわいいネイルもほどほどに!