ワキガは汗臭とは別の、独特のイヤな匂いが周囲に広がるので大きな悩みになりますよね。
病院で治療もできますが、まずは自力でできる方法で改善を目指したい方はこちらで紹介する方法をぜひ、試してみて下さい。
ワキガを自分で治す場合の食事
ワキガの改善には普段食べているものも関係します。
ワキガを治すには、
- 体内でアルカリ性に変わる栄養素(カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム)
- 抗酸化作用のある食べ物
- 老廃物を排出する栄養素
- ビタミン類が含まれる食べ物
がおすすめです。
なるべく、これらを含む食べ物を毎日の食事で取り入れてみましょう。
肉類や脂肪分の多い食べ物ばかりを食べるとワキガのニオイが悪化するので、食べるもののバランスは常に意識します。
肉、脂っぽいものを食べる時は野菜もたっぷり食べ、ニオイの悪化を抑えましょう。
ワキガの臭いを抑えるのに、おすすめの食材はこちらです。
梅干し
ワキガのニオイを抑えるには、肉類などの酸性の食べ物を中和させるアルカリ性の食べ物を食べるのがポイントです。
梅干しは抗菌力に優れ、血液をアルカリ性に保つ働きでニオイのしにくい体質にしていきます。
ニオイのもとになるアンモニアの発生を抑え、ワキガのニオイを緩和・改善する効果があります。
ただ、塩分が多いので1日に何度も食べられないのが玉にきず。
緑茶
抗酸化作用や消臭効果に優れているカテキン、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンEなどが豊富に含まれています。
緑茶はさまざまなニオイ対策に効果的なのは有名ですね。
梅干しよりも気軽に摂取しやすく、抗酸化成分も消臭成分も一緒にとれるのでおすすめです。
メカブ
メカブにはミネラルや食物繊維が豊富です。
血中の中性脂肪を整え、低下させるエイコサペンタエン酸が豊富に含まれているので、肉や脂っぽいものを良く食べる方や肥満体型の方におすすめ。
食物繊維が腸内も綺麗にして、デトックス効果により体内をキレイにしてニオイの発生を抑えます。
メカブは市販のパックのものでもいいですが、生メカブはコスパもいいですし冷凍保存ができるので、生メカブが販売されていればそちらを購入するのがおすすめです。
このような食材を取り入れながら、基本的に和食で献立を作るのがワキガの改善に効果的。
和食は脂質が少なく、野菜や魚を多く取り入れるのでニオイのもとを作りにくいと言われています。
ワキガを自力で治す場合の市販薬
ワキガを市販薬で治す場合、食事のように気長にする対策とは違ってその場で使ってすぐに効果が出るので、すぐにニオイを何とかしたい時におすすめです。
ただ、ワキガの市販薬も使ってずっと効果が続くわけではなく、何度か付け直す必要があるので面倒というデメリット、肌に合わなかった場合には肌荒れを起こす可能性があるという点もあります。
特に、肌が弱い方は肌荒れに関しては気をつけるべきポイントでしょう。
おすすめのワキガ対策の市販薬はこちらです。
デオシーク
デオシークは、クリームとサプリメントがセットになったワキガの薬です。
抗菌・殺菌成分には、グリチルリチン酸ジカリウムとイソピロピルメチルフェノールを配合し、汗をかいても臭いにくい肌を保ちます。
また、天然の美肌成分も贅沢に配合し、肌を保湿し乾燥肌を防ぐ効果も。
保湿をすることでワキガに効く成分がより密着し、1日中快適に過ごすことができます。
クリアネオ
【クリアネオ 楽天市場店】
【あす楽対応・返金保証書付き】クリアネオクリーム デオドラントクリーム ワキガ わきが 足臭 消臭 体臭 制汗 殺菌 制汗剤
価格:5980円(税込、送料別) (2017/8/5時点)
ワキガの強いニオイにはクリアネオがおすすめ。
殺菌と消臭効果に優れ、ワキガにニオイを徹底的に防ぎます。
ワキガの原因菌を抑えるイソプロピルメチルフェノール、汗を抑えるパラフェノールスルホン酸亜鉛、消臭成分の渋柿エキスなどを配合。
1回使うだけで1日カバーできる持続力がありますが、心配な時にはもう一度。
肌が弱い方も使えるよう、無添加処方でパッチテストも行い安全性を確かめています。
ワキガの病院での治療法は?
自力での対策には限界があるのも事実。
手っ取り早く対策したい方は、病院でワキガを治療することができます。
ワキガの診察をしているのは、
- 皮膚科
- 形成外科
- 美容形成外科
- 美容外科
です。
病院では塩化アルミニウム成分の塗り薬や、抗菌・殺菌作用のある石鹸が処方されます。
他にも手術という手段もありますが、気軽に行える治療法として、こちらでは塗り薬の治療法を紹介しています。
塗り薬の塩化アルミニウムは汗の分泌を抑え、ワキガ臭がきつくなるのを抑える効果があります。
重度の方では効果が薄いと感じがちですが、軽度のワキガの方にはおすすめです。
また、抗コリン剤という汗の分泌を体の中から働きかけて抑える飲み薬もあります。
多汗症を伴うワキガの方に処方されますが、副作用があるので必ず医師の指示に従って飲むようにしましょう。
まとめ
ワキガの対策方法には自力で気軽にできるものから病院に相談し、本格的に治療・対策する方法もあります。
軽度のワキガなら自力でも何とかなるものですから、まずは自力でできる方法を試し、それでも納得がいかないなら病院へ行くのが良い選択と言えるでしょう。