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にわかに信じがたい話しですが、お酢で水虫が治ると言う話しを耳にしました。

果たして都市伝説なのか真実味があるのか調べてみる必要があります。

そして水虫とお酢はどういった関係性があるのか調べてみました。

今回は水虫がお酢で治ると言われている方法とその反面、水虫をお酢で治療するとかえって悪化するという情報を手に入れたのでご紹介したいと思います。

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水虫をお酢で治す方法

水虫菌の根源は白癬菌というカビの一種。

このカビ類はお酢などの一定の殺菌・防腐作用のあるものに浸すと殺菌効果が見込めるというものです。

例えば寿司のシャリを酢飯にするのは、魚介など生ものには細菌がたくさん潜在しているので、その殺菌が目的だったようです。

 

一般的な家庭にあるお酢のPH(注1)は2.4~3.0程度と言われています。

 (注1)PHとは水溶液中の水素イオン濃度指数。

0~14まであり酸性・アルカリ性の度合いを目盛りの数字で表すものです。

低いほど酸性、高いほどアルカリ性、中間を中性

 

これはご家庭にある弱酸性のハンドソープ等と比べてより酸性に近く殺菌効果が高まります。

食中毒の原因となるサルモネラ、ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、O-157に対しても効果があります。

 

そのお酢を使って水虫を治す方法を調べてみると一般的にはお酢は原液の方がより効果的ですが、刺激が強くなり体内に染み込んで痛みを伴う可能性があるとの事。

消毒薬などと同様、繰り返し浸す必要があり自分の体に合った濃度を試しながら見つけていく必要があります。

おおよそ、お酢を10倍から100倍程度のぬるま湯で、希釈してから患部を浸すことが効果的という説があるそうです。

 

そして浸したあとは充分な水で洗い流すこと。

これはお酢によってダメージを受けた白癬菌を洗い流す目的と、浸したことで刺激を受けた皮膚を清浄にする目的。

これは短期的にやっても完治には至らず長期的に毎日少しの時間でもよいから実践することが推奨されています。

水虫をお酢で治療すると悪化する?

先ほど紹介した水虫でお酢を治す方法は一部の学会でも認められています。

それでも多くの皮膚科やクリニックでお勧めしない理由があります。

 

それは理論的にはお酢には殺菌効果があり机上では間違いない事なのですが、お勧めされない理由はその他にもありそうです。

お酢治療がお勧めされない理由としては、水虫の白癬菌が抑えられる前に足の皮膚がやられてしまう事に問題があると言えるでしょう。

 

お酢で白癬菌が殺菌される事はあっても死滅する事はありません。

殺菌とはおおむね菌が殺される事であり、死滅とは限りなく100%に近い確率で菌が死滅する事です。

 

ですからお酢では菌をやっつけるには不十分であって、何より先に皮膚がやらてしまったら生き残った白癬菌が皮膚の奥深くまで入ってしまいます。

結果として中途半端に終わるお酢治療がかえって水虫症状を悪化させてしまうケースがあるのです。

 

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まとめ

水虫治療には薬が存在しますが100%確率された治療法がありません。

だからこうしてお酢や比較的安価で手に入る紫外線療法などが治療法として紹介されています。

しかし共通していえる事は、まず水虫のメカニズムを知る事が重要です。

 

私は医療業界で働いており特に消毒・除菌・滅菌は専門分野です。

どの細菌にしても感染するルートややっつける方法にはメカニズムがあり、それを科学的に証明するエビデンスが存在します。

 

ネットで手軽そうな治療法を見つけたからといって簡単には手を出さず、まずは専門医の診察を受けて自分の水虫症状や進行状況を確認して下さい。

そこから治療を始めて完治までは根気強さが求められます。

 

水虫で悩んでいる方はすぐにでも結果が出ると嬉しいものですが、再発を起こさないようにじっくりと専門医や薬と付き合いながら根気強く治療を続けていく事をお勧めします。

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