当サイトにつきましては「免責事項」をご覧いただきご理解のうえご利用下さい

 

りんご病は、ほっぺがまるでリンゴのように赤くなってしまう病気です。

子供を中心として流行するりんご病ですが、大人でも感染には注意が必要なんです。

今回は、りんご病の原因や治療法、大人が感染した時の症状などを詳しくご紹介いたします。

スポンサーリンク

りんご病の症状とは?

まずはりんご病の基礎知識、その原因や症状について見ていきましょう。

りんご病の原因

りんご病は、「ヒトパルボウイルスB19」というちょっと長い名前のウイルスに感染することで発症します。

特に春から初夏にかけての流行が多く、幼児から学童期にかけての感染が最も多い病気です。

 

りんご病の前駆症状

りんご病には、「前駆症状」と呼ばれる発症前の前兆があります。

顔に発疹が出来る1週間~10日前に、筋肉痛や倦怠感、発熱といった症状があらわれるのが特徴です。

 

発疹の特徴

前駆症状が終わったら、次は顔の両方の頬に発疹があらわれます。

その後発疹は肩や腕、太ももと移動しながら網目のようなレース状の模様を形作っていきます。

 

この発疹には痒みがありますが、1週間ほどで消失します。

しかし、日光などの刺激を受けることで発疹が再び出現してしまうというようなことがしばらく続くことがあります。

 

りんご病の感染経路

りんご病の感染は、一般的な感染症と同じく飛沫感染と接触感染が主になります。

咳やくしゃみによって容易に感染しますので、学校や保育園といった子供が密集する場所ではすぐに流行してしまうという特徴があります。

しかし、りんご病は特徴的な両頬の発疹がでる10日前から発疹が出るまでが一番感染力が強いため、感染者本人や周囲もりんご病と気づく前から他者にうつしてしまう可能性があるのです。

 

スポンサーリンク

りんご病の潜伏期間

「前駆症状」の項で解説したものは、りんご病の潜伏期間における症状です。

りんご病は両頬の発疹が出た時点で発病とされ、前駆症状の間はりんご病の潜伏期間となります。

この期間は感染から1週間~10日間程度あります。

 

発症しやすい年齢

りんご病患者の分布を調べると、5~9歳に一番多く、その次に0~4歳児となっています。

つまり、0~9歳までの子供に発症が多いことが解ります。

 

生まれてすぐから小学校高学年になるまでは感染しやすいので、特に注意しましょう。

 

治療法や特効薬はある?

りんご病には特効薬となる治療薬は存在しません。

りんご病の治療は対症療法が主となり、自然治癒を待つことになります。

もし薬を使うとしたら

りんご病の治療に薬を使用するのは、免疫不全者・溶血性貧血患者などがりんご病に感染した場合です。

 

それぞれ重症化する恐れがある際には「γ-グロブリン製剤」という薬が投与されます。

 

それ以外の持病のないりんご病患者では、痒みが酷い場合に対症療法としてのかゆみ止めが処方されることもあります。

 

かゆみが治まらないときの対処法

痒みが強く我慢できない場合には、その箇所を一時的に冷却することでかゆみが治まる場合があります。

 

その他日常生活でかゆみを強くしない為に、入浴や運動といった体温を上昇させてしまうような活動は控えましょう。

 

日光による刺激もかゆみの元となりますので、日中は外出や肌の露出を控えるといった工夫が必要です。

 

りんご病の検査は必要?

一般的にはりんご病の診断に検査は必要ありません。

子どもの場合には、検査をせずに特徴的な症状を見て医師がりんご病であると判断します。

 

但し、溶連菌との区別がつかないときや、大人がりんご病に感染し風疹と区別がつかない時には稀に検査が行われます。

しかし、この検査は保険適用外であることから殆ど実施されません。

 

例外として、妊婦がりんご病に感染した可能性がある時には保険適用で検査を受けることができます。

子供から大人への感染は?

子どもから大人に感染することも勿論あります。

特に多いのは、小さな子供を持つ20~30代の母親や、保育士などです。

 

りんご病が流行しやすい年代の子供と多く触れ合う機会のある大人は、その他の大人よりも感染する確率は格段に高くなります。

 

大人のりんご病の症状

大人がりんご病に感染した場合、子供の症状とは少し異なります。

 

まず、特徴的な両頬の発疹があらわれることはほぼありません。

顔のほてりはあるものの、顔以外の腕や太ももにうっすらと発疹を生じます。

皮膚の症状は子供より軽いのですが、大人のりんご病の場合には膝や腰、手指といった関節の痛みが強いのが特徴です。

 

稀に激しい関節痛により、指が曲がらなくなったり膝の曲げ伸ばしが難しくなるといった症状が見られることもあります。

 

また、症状が治まったと感じても1か月後に急に関節痛や紅斑があらわれることもあるようです。

 

妊婦は要注意

妊婦は様々な感染症に注意が必要となりますが、りんご病は特に注意したい感染症の一つです。

妊娠初期にりんご病になってしまうと、胎児に直接ウイルスが及ぶことはありませんが胎盤に異常が起こる為、胎児が貧血状態となってしまうのです。

 

胎児に血液が上手く運ばれないと「胎児水腫」という状態になり、正常な発育を阻害されるばかりではなく心不全を起こしてしまったり、最悪の場合には流産する可能性もあります。

 

妊娠初期以外の感染は大丈夫かというと、そういうことでもありません。

安定期に入ってから感染した場合には、流産の確率は低くなるものの、低体重児として生まれる可能性が高くなります。

 

ここまで聞くと妊婦さんは不安に感じるかもしれませんが、もし万が一りんご病になってしまったとしても、必ずしも胎児に影響が出るということではありません。

可能性としての話ですから、もちろん全く問題なく出産しているケースも多いのです。

りんご病の感染が心配される妊婦さんは、一日でも早く病院を受診してください。

 

また、妊婦検診の際には事前に「りんご病の感染疑いがある」ことをしっかりと産科へ伝えて、他の妊婦さんへの感染を拡大させないような注意も必要です。

りんご病の予防法

りんご病には有効な治療薬もワクチンもないため、感染を予防するのは容易ではありません。

感染予防を難しくする要因としては、りんご病特有の「前駆症状の時点から感染力がある」ことが挙げられます。

 

また、季節によって流行する感染症でもないので、通年感染に注意する必要があるというのも厄介な点です。

しっかりと予防したいのであれば、乳幼児を育てている家庭ではオールシーズンで手指の消毒やうがいといったものが必要となるでしょう。

 

また、自分や自分の子供が風邪をひいていなくとも、外出時にはマスクを着用するという方法も有効です。

特に家庭内に妊婦と乳幼児がいる場合には、妊娠期間中には常に様々な感染症を予防するための対策が必要であると言えます。

 

まとめ

りんご病について、知っているようで意外と知らないことが多かったのではないでしょうか。

特に前駆症状の間が感染力が高いというのは、子供を持つ母親にはりんご病の予防の難しさを感じさせるお話だったのではと思います。

近年はりんご病に限らず、年中感染症が流行する可能性がありますから、一年を通して感染症を予防することが大切かもしれません。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事