今年も多くの人が五月病に悩みそうですね。
だらけているつもりはない、頑張りたいのになぜか全身に力が入らない、やる気が出ない。
こんな五月病を治す方法があるのでしょうか?
今回は、五月病の治し方6つと、五月病になりやすい人についてお話していきます。
五月病とはどんな症状?
そもそも、五月病というのは正式な病名ではありません。
症状はうつ状態とよく似ており、精神面ではやる気が全くでなくなり自分に自信が持てなくなる。
身体的には体がだるくて動かない、動悸や息苦しさ、お腹の具合も普段とは変わり便秘若しくは下痢になってしまうといったものが主です。
五月病の正体は適応障害ではないか?という説もありますし、一時的な環境変化のストレスによる自律神経の乱れともいわれています。
どちらにせよ、症状が重い場合には無理せず心療内科を受診する方が良いでしょう。
五月病になりやすい人とは?
五月病になりやすいのは、特に環境が大きく変化する人、中でも就職や進学を終えた若い世代に多いのが特徴です。
あこがれていた大学や高校への進学、自分が望んだ企業への就職。
どれも嬉しいはずなのに、強いストレスを感じ一時的にうつのような状態に陥りやすくなります。
しかし五月病は若者だけではなく、年配者にも起こり得ます。
急激な環境の変化を控えている方は、ストレスを溜めすぎないように十分注意してください。
五月病の治し方
正式な病気ではない五月病は、病院に行って薬を処方されればすぐに治るといった単純なものではありません。
かといって民間療法や気の持ちようで完全に治るわけでもありませんので、なるべく早く五月病を治すために以下の方法を試してみてください。
いい加減な人になる
言い方は悪いかもしれませんが、「いい加減な対応」を覚えることも大切かもしれません。
すべてを四面四角で固めるよりも、ある程度心の余裕をもって「こうあるべきだ」という気持ちを少し捨ててみてください。
趣味に没頭する
ストレスの解消法として、趣味を持つのはいいことです。
趣味に没頭する時間を作ることで、頭のもやもやも少し晴れそうですよね。
適度な運動をする
体を動かし脳も体も活性化することは、ストレスを発散するだけではなく自律神経を整えてくれる効果も期待できます。
始めは散歩、そしてウォーキング、ジョギング、ランニングと段階を踏んで気持ちよくスポーツするのもおすすめですよ。
たっぷりビタミンを摂る
現代社会ではしっかりと意識しないと常にビタミン不足の状態です。
ビタミンは疲労回復、吸収した糖をエネルギーに分解するなど体には必要不可欠な栄養素です。
忙しい朝はマルチビタミンドリンクでもかまいませんので、きちんと補給しましょう。
マッサージやエステでリフレッシュ
凝り固まった体をほぐすために、マッサージやエステで時折リフレッシュしましょう。
マッサージは価格の高い美容マッサージばかりではなく、針や灸、整体などもおすすめです。
月に1~2回継続することで心身ともに軽い気持ちになりますよ。
アロマテラピーでリラックス
リラックスにアロマテラピーを取り入れてみるのも良いでしょう。
仕事終わり、就寝前、はたまた仕事に行く前でもいいですね。
お好みの香りがあればそれでいいですし、効果ごとに使用するアロマを変えて楽しむのもおすすめです。
ラベンダー、カモミール、サンダルウッドなどがリラックスには効果的です。
まとめ
頑張りたいのに全く頑張れない、五月病の悩みは「自分はやれるはずなのにやれないことで評価が下がる」ことで深くなってしまうかもしれません。
自分の頑張りは自分の為と割り切り、あまり他人からの評価を気にしすぎないことが大切なのかもしれないですね。
時には頑張っている自分をいたわって、辛い時にはゆっくり休んでくださいね。