インフルエンザで喉に腫れや痛みがでる原因と7つの対処法!

この記事は、以下の参考文献などをもとに執筆しております

インフルエンザにかかると喉の痛みがあらわれることが多いですね。

この、喉の痛みの対処法を知っているだけで、その後の症状がずいぶんと違ってきます。

今回は、インフルエンザで喉が痛くなる原因とその対処法について見ていきましょう。

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なぜインフルエンザで喉が腫れたり痛くなる?

インフルエンザにかかってしまった時の主な症状は、高熱や体の節々の痛みですが、風邪と同じような症状も出ます。

  • 喉の腫れや痛み
  • 鼻水
  • 吐き気

など、色々な症状として現れることも珍しくありません。

そして元々の持病を患っていたり、免疫力が落ちている方がインフルエンザに感染した場合、他の感染者よりも症状がひどく出てしまう場合も少なくありません。

 

例えば、もとから喘息などの呼吸器系の病気を患っている方は、空気が通る気道や肺がいつも炎症している状態にあります。

そのような方がインフルエンザに感染してしまうと、喘息の発作や呼吸困難を起こしやすくなってしまい、喉の炎症はますますひどくなってしまいます。

腫れや痛みも、さらに起こしやすくなってしまうでしょう。

熱はでないのに喉だけ痛くなるのはなぜ?

インフルエンザウイルスに感染した全ての人が、高熱が出たり、体のあちこちに痛みがでたりするような症状がでるわけではありません。

インフルエンザの予防接種を受けていたり、体力があり病気に対する免疫力が高い方がインフルエンザウイルスに感染した場合、インフルエンザ特有の症状が出ないまま、いつの間にか治ってしまっているケースも意外に多いのです。

 

その症状の現れ方も色々で、軽い風邪のような症状が出てすぐに治ってしまったり、喉だけに痛みが出たりする場合もあります。

家族がみんなインフルエンザに感染していても、最後まで自分だけかからずに平気だった、というような経験はないですか?

また、家族がインフルエンザに感染してしまい、自分は喉が痛いので一緒に診てもらった時に、検査結果は自分もインフルエンザに感染していた、などということもよくある事なのです。

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インフルエンザによる喉の腫れや痛みの対処法

それではここからは、喉の腫れや痛みの対処法について見ていきましょう。

医師に相談する

インフルエンザにかかって医療機関を受診した際には、医師に気になる症状をきちんと伝えましょう。

抗インフルエンザ薬と一緒に、解熱剤、鎮痛剤、胃腸薬など年齢や症状に合った薬を適切に処方してもらえます。

飲み合わせの危険なども考えたうえでの処方となりますので、一番安全で確実な方法でしょう。

 

また、違う感染症などを併発していることによって症状が出ている場合もあります。

喉の腫れがひどい時には腫れを抑える薬や、抗生物質が必要な場合もあります。

薬剤師に相談する

インフルエンザに感染して医療機関を受診した時には、喉の症状はなかったのに、家に帰って後から腫れや痛みの症状が出てくると、もう一度診察に行くのは面倒だと思うこともあるかもしれません。

重症ではないけれど、腫れや痛みを取って楽になりたい、というくらいなら薬局で薬剤師に相談すれば適切な薬を選んでくれるでしょう。

 

インフルエンザの感染による喉の症状ではなく、他の菌によって喉の症状がひどくなっている場合には抗生物質が必要な時もあります。

抗生物質は薬局では購入できませんので、症状がひどい時には医師に相談しましょう。

加湿器を使って湿度を保つ

喉が痛む時というのは、炎症によって腫れている場合が多いです。

冬場は空気が乾燥しますが、この乾燥によってさらに炎症がひどくなってしまいます。

乾燥を防ぐことが喉の腫れや痛みを軽減することに繋がります。

 

部屋には加湿器を置いて適度な湿度を保ちましょう。

インフルエンザには60%程度の湿度が有効です。

濡れタオルを部屋に干す

加湿器がない場合や、各部屋に準備するのも大変ですので手軽に部屋の湿度を上げるには、濡れたバスタオルを部屋に干すのもおすすめです。

濡れたバスタオル1枚を干すだけで、そのまわりの湿度は60%になると言われています。

手軽で安全な方法ですので、小さなお子さんやペットのいたずらなどにも安心です。

マスクを着用する

常に湿度を保つにはマスクを着用すると、自分の呼吸によって湿度が保たれます。

そして、自分の持っているインフルエンザのウイルスを、まん延させることも少なくなりますので衛生的にも良いかもしれません。

水分を小まめにとる

喉が腫れたり痛みがある時には、喉を常に潤した状態を保っていると、乾燥から守られ痛みも和らぎます。

少しずつの水分を小まめに何度もとる事が望ましいとされますが、もしできるなら温かい緑茶を飲むのがおすすめです。

緑茶に含まれているカテキンという成分には殺菌作用もありますし、温かいお茶は喉が温まります。

 

しかし仕事中や出先など、なんども小まめに水分をとるのは少し難しいかもしれません。

そんな時には喉を潤すために、のど飴などをなめて唾液によって潤すのもおすすめです。

喉を温める

喉を温めると痛みは和らぎます。

水分をとる時に温かいものを飲むのも良いですが、首を直接温めるのもおすすめです。

首自体が冷えていると体も冷えやすく、喉の痛みもインフルエンザも治りにくくなるでしょう。

 

首にマフラーやネックウォーマーなどを巻いたり、首元まで温めるハイネックの服を着用したりして首を温め、喉を冷やさないようにしましょう。

首元が温かいと喉の乾燥もしづらくなります。

まとめ

喉の腫れや痛みは他の人にはわかりづらいですが、本人は案外辛いものです。

そのまま、あまりのどが腫れたままにしていると、しまいには熱も出てくることもありますので余計に辛くなってしまうでしょう。

部屋の湿度を上げたり、首を温めたりして早く治してしまいましょう。

 

日頃から喉の乾燥や菌などの感染を予防するためにもうがいしたり、マスクを着用することも大切です。

そしてなかなか改善しない場合は、他の病気が隠れている場合もありますので、やはり医師や薬剤師に相談して薬を服用するのが一番でしょう。

参考文献
「厚生労働省HP」
「元住吉こころみクリニックHP」

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