子供が歯ぎしりする3つの理由と予防する3つの対策!

夜中に響く不穏な音・・・よく聞くと子供の口内から聞こえてくる!

子供が歯ぎしりをしていると、歯が傷つかないか、かみ合わせに影響がないのか心配になる方も多いことでしょう。

子供が歯ぎしりする理由を見てみると、予防する対策についても見えてきます。

今回は、子供が歯ぎしりする理由と予防するための対策についてご紹介します。

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子供が歯ぎしりする理由

子供のうちの2割弱程度がすると言われる歯ぎしり、大人の歯ぎしりとは原因が異なるのでしょうか?

まずは子供が歯ぎしりする理由についてみてみましょう。

精神的ストレス

歯ぎしりをする本当の理由はまだ解明されていませんが、大人と同じく子供も精神的なストレスが要因となり歯ぎしりをしてしまう子がいるようです。

歯ぎしりをするのが時々なのであれば、どんな日に歯ぎしりをしたのか考えてみましょう。

ママ以外の人に預けられたとき、大人に怒られたとき、楽しい場所に遊びに行ったときなど、普段と違う日に歯ぎしりをするのであればストレスが原因だと考えられるでしょう。

歯が生える影響

赤ちゃんの場合には歯が生えてくるとき、児童であれば永久歯の生え変わりなどに歯ぎしりをすることがあるようです。

赤ちゃんは、歯が生えてくるときの歯茎のむずむずが影響して歯ぎしりすることもあります。

永久歯に生え変わるときには、微妙なかみ合わせの調整を無意識に行っているという説もあります。

あごの位置を調整している

こちらも歯が生え始めの赤ちゃんの場合ですが、今までなかった歯が口の中にあることで、あごの位置を上手に決められずに歯ぎしりで調整する子がいるようです。

これは本人の癖のようなもので、ストレスなどは関係していません。

子供の歯ぎしりを予防する対策

子供が歯ぎしりする理由は、ストレスだけではなく無意識に行っていることが解りました。

こうなると歯ぎしりを予防するのはちょっと難しそうですよね。

なるべく歯や歯並び、かみ合わせに影響させないためにできる対策についてご紹介します。

まずは慌てず様子見を

子供の歯ぎしりは一時的なもので、長く続かないことがほとんどです。

2~3日歯ぎしりが続くと心配にはなると思いますが、1か月程度様子を見ましょう。

1か月のうち何日歯ぎしりをしたか、持続時間はどのぐらいだったのかメモしておくと、後に歯科にかかる際に役立ちます。

続く場合は歯科へ

歯ぎしりが続くと、歯が傷つき痛みを感じるようになってきます。

歯医者さんでは、就寝時にマウスピースを入れるように指導されるでしょう。

子供の年齢がある程度大きければマウスピースをしながら眠ることもできるはずです。

精神的なストレスを取り除く

歯ぎしりがストレスからきている場合には、精神的なストレスを取り除いてあげることが第一です。

子供のストレス解消をするポイントは以下の通りです。

・昼間は思いっきり外で遊ぶ
・話をゆっくり聞いてあげる
・頭ごなしに叱らない
・スキンシップを増やす
・大きな環境変化があった場合には心のケアを
特に幼児期には保育園や幼稚園に通うようになった、家を購入して引っ越しした、きょうだいができたといったことが大きなストレスになっていることもあります。

これらのストレスは子供自身が慣れていくしかありませんから、親はそっと子供の心に寄り添って成長を見守りましょう。

いつもよりも読む絵本を2冊増やす、抱っこする時間を長くするなど、しばらくの間心のケアをしてあげてください。

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まとめ

子供の歯ぎしりがどうしても気になる、対処しても長い期間全く改善が見られない場合には歯医者さんに相談してみましょう。

素人では気づかない、歯のかみ合わせの悪さなどが歯ぎしりにつながっているかもしれません。

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