お腹がコポコポ鳴る3つの原因と3つの対処法!

時間や生活に関係なく、お腹からコポコポと音が聞こえてくることがありませんか?

お家にいる時間ならいいのですが、外出先や会議中でお腹が鳴るのは少し恥ずかしいですよね。

今回は、お腹からコポコポ音が鳴る3つの原因とその対処法についてご紹介します。

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お腹がコポコポする3つの原因

お腹から聞こえる不思議なコポコポという音の正体、それは腸内に発生したガスです。

つまり、おならですね。

普通に生活している時にはあまり音が出ませんが、3つの原因によりガスの量が多くなることで、結果ガスの音も大きくなってしまうことがあります。

まずは、その3つの原因について詳しく見ていきましょう。

ストレス

腸内に溜まるガスには、実は自分が飲み込んだ空気も含まれています。

強い緊張によるストレスを感じると、人は無意識のうちに呼吸の回数や空気を飲み込む量が増えてしまいます。

精神的なものを要因として、空気や唾液を飲み込む量が増えてしまうことを「空気嚥下症」と呼びます。

この場合腸内のガスが増える他には、げっぷが出てしまったり、腹部に膨満感を感じてしまうこともあります。

緊張した時にだけ空気嚥下症が出る場合には治療は必要ありませんが、日常的に空気嚥下症となってしまっているのなら治療を受けることもできます。

精神状態が良くない場合には、整腸剤の他に抗不安薬などを処方されることもあるようです。

便秘

便がお腹にたまり、下腹部に痛みを伴う異音があるのであれば便秘が原因である可能性があります。

便秘で音が鳴る場合に特徴的なのが、お腹のハリです。

下腹部がパンパンに膨らんていて苦しく辛い、食物繊維や水分、油分を摂取しても便秘が改善されない場合には、思い切って下剤を使うのも手です。

食事が原因

腸内環境は、毎日の食事に大きく左右されます。

ガスが発生しやすい食べ物である、肉・炭酸飲料・麺類を摂取することで、コポコポと音がしてしまう原因となることがあるようです。

肉類は、消化に時間がかかり、また腸内の悪玉菌を増やしやすいためガスが発生しやすくなります。

また、早食いもガス発生の原因であると言われています。

食べるスピードが早いとガスが発生するのは、食べ物をきちんと噛まずに飲み込むために、空気を飲み込む量が増えてしまうからです。

早食いは胃腸にも負担をかけますし、ダイエットにもよくないので控えたいですね。

お腹にガスを溜めない3つの対処法

お腹にガスがたまるのは、主にに食事・空気・便秘の3つが原因であることが解りました。

腸内ガスの異常は、腸内環境を正常にすることで防ぐことができます。

体内を健康にする腸内環境の改善方法を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

乳酸菌を意識的に摂ろう!

腸内環境の改善と言えば、真っ先に思いつくのが乳酸菌の摂取ですよね。

乳酸菌はヨーグルトというイメージですが、乳酸菌を含む発酵食品には様々なものがあります。

世界各国で愛されている発酵食品の例を挙げますと、キムチやピクルス、ザワークラウトをはじめ日本でいえば味噌や醤油といったとても身近な食品にも乳酸菌は含まれています。

乳酸菌はサプリや飲料でも摂取することができますが、腸内環境を改善するためには食物繊維と同時に摂取するのが好ましく、日本人であればしっかり発酵させた漬物が有効です。

豆や芋を控えてみる

豆や芋はとても体にいい食べ物ですが、腸内にガスを発生させやすい食品です。

食物繊維も多く、便秘の解消に有効なイメージではあるのですが、摂り過ぎは却ってガスを発生させてしまうようです。

とはいえ、体に優しく日本人になじみ深い食品ですので普段の食事には取り入れたいところ。

翌日の予定が気になるときだけ、少し食べるのを控える程度にしておきましょう。

適度な運動

長時間同じ姿勢でいることが多かったり、普段から運動不足である人は、適度な運動を行うことで腸内環境を改善してガスの発生を抑える効果が期待できます。

また、運動はストレスの発散にもなりますので空気嚥下症の予防にも効果的です。

軽いストレッチや腹筋をはじめとする筋トレでもいいですし、本格的なスポーツだと尚良いでしょう。

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まとめ

年代や性別を問わず、お腹のガスに困っている方は意外と多いものです。

周りの人間は音が聞こえてきても「お互い様」と思っているものですが、本人からするととっても恥ずかしいんですよね。

毎日の食生活の改善や運動で、お腹をすっきりさせていきましょう!

また空気嚥下症に悩まされている方は、まずは心療内科にて相談されることをお勧めします。

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