風邪の症状として一般的なのが、熱・鼻水・咳の3つですよね。
しかし風邪が治ったはずなのに、軽い熱の症状だけが何故か治まらず、だるい状態が続いてしまうことがあります。
そこで今回は、風邪で微熱が下がらない時にどのような対応をすればいいのかをお伝えします。
それはただの風邪?微熱をともなう病気あれこれ
高熱の場合は、真っ赤にほてった状態になって、動くことも困難です。
ですので、風邪薬を飲んで安静にすることが基本となります。
しかし微熱の状態ならどうでしょう?
多少のだるさはあったとしても動くことに支障は特にありません。
なので、気にしないで活動している人も多いのではないでしょうか。
ですがこの微熱が続くといった症状は、実は様々な疾患の可能性もあるので軽視してはいけません。
具体的には自律神経失調症・関節リウマチ・甲状腺機能亢進症・慢性疲労症候群・更年期障害・花粉症・アレルギー性鼻炎などが考えられます。
また、インフルエンザのB型やC型の場合は微熱で済むケースもあるでしょう。
意外と微熱が発生する病気と言うのは数が多く、微熱のみでどの病気かを絞るのは困難なものとなっています。
中にはがんといった特別危険なものも存在しているので、他の症状が出ていないかもチェックするようにしてください。
他の病気も原因不明なものもあるので、微熱が長期間続いているなら病気を疑いましょう。
発熱時はこんな事に注意しましょう
発熱時に気を付けることは、他にどのような症状が出ているかが重要です。
つい発熱してしまうと、解熱剤などの市販薬に頼ってしまいたくなりますよね。
しかしインフルエンザなどの場合は、飲んではいけない成分が含まれている場合があります。
なので、むやみやたらに市販薬任せにするのは危険です。
とりあえず風邪と考えないで、他の症状と照らし合わせて病名を推測してください。
しかし、それはあくまで素人考えによる判断になってしまうので、はっきりとした病名を得るためには医師による診断が必須となります。
また、熱が出てしまうと水分が不足しがちなので、まめな水分補給は忘れずに行うようにしてください。
そして、風邪をひいた場合に大切なことは病院から処方された薬を飲み切ることです。
ただし安静にすることが大前提なので、無理な外出は控えるようにしましょう。
微熱を下げる方法はこれ!
原因不明の微熱であった場合、薬に頼ることはできませんので他の方法をとる必要があります。
具体的には、休息をとる、しっかり寝る、バランスの良い食事をする、ストレッチやマッサージをする、といったものがあります。
また、ストレスによって心因性発熱を起こしているケースもあるので、リラックスできる時間を手に入れてください。
通常の風邪なら体力をつけて免疫力を向上させれば、ほとんどのケースで回復することができるでしょう。
まずはご自分の体を健康状態にする戻す努力から始めてくださいね。
しかしインフルエンザなどの重い病気の場合は、早めに病院に行くようにしてください。
まとめ
以上、いかがでしたか?
今回は風邪で微熱が下がらない時にどのような対応をすればいいのかをお伝えしました。
微熱が続いている場合、風邪以外の病気になっている可能性があるので、他の症状が出ているかどうかの確認が大切になります。
また、インフルエンザなどの特殊な風邪は市販薬では副作用が強くなる可能性があるので、市販薬に頼りすぎるのは危険ですので気を付けましょう。