眠気には要注意！ポララミンの効果と副作用について！

今回は、花粉症によるアレルギー性鼻炎にもよく処方されるポララミンの効果と副作用についてお伝えしていきます。

この薬は第1世代の抗アレルギー薬になり副作用が強めなので、現在では処方される機会は少なくなっています。

この薬の働き

ポララミンの成分名は「d-クロルフェニラミンマレイン酸塩」といいます。

抗ヒスタミン剤としては代表的な薬です。

アレルギー反応の原因となる化学伝達物質である、ヒスタミンの働きを抑制します。

効きが早いのが特徴で、持続性も高い薬です。

製品名（d-クロルフェニラミンマレイン酸塩）

ポララミン　（MSD）

ジェネリック

アニミング　（日新製薬）
ネオマレルミン　（テバ）
マゴチミン　（鶴原製薬）

効能

アレルギー性鼻炎
皮膚疾患
蕁麻疹
血管運動性浮腫
枯草熱

など。

用法・容量

2㎎を、1回から4回服用します。

副作用

眠気、不眠、口の渇き、頭痛、情緒不安、めまい、腹痛、便秘、月経異常、など多数。

重大な副作用

ショック、けいれん、錯乱、再生不良性貧血、無顆粒球症、など。

使用上の注意点

特に強い眠気を催すことがある薬です。

車の運転や高所での危険な作業は避けて下さい。

　使用は厳禁
・この薬や類似化合物で過敏症をおこしたことのある方
・緑内障の方
・下部尿路に閉塞性疾患のある方

　使用は注意
・循環器系に疾患のある方
・高血圧症の方

口コミ

【DI更新】#ポララミン #アレグラ #薬 : 『ポララミン』と『アレグラ』、新旧の抗ヒスタミン薬の違いは？～効果と副作用の世代差、併用の意図 https://t.co/xhPatRYzxH pic.twitter.com/bZRNUNBJL8

— Fizz-DI (@Fizz_DI) 2017年1月30日

鼻水に即効的に効く抗ヒスタミン薬がある。第一世代で根強い人気があるポララミンなのですが、脳関門を容易に通過してしまうため眠気が強い。継続的に服用すると認知機能の低下を引き起こすとされている。口の渇きもひどく便秘になりやすい。現在は、眠気が少ない第2世代アレジオン、アレグラが主流。

— 大阪漢方エキスパートこつめ先生13 (@kotumebig) 2017年2月14日