たかが虫刺され、されど虫刺され。若いころはなんてことなかった害虫の猛攻も、大人になると刺された部分が長いこと跡になってしまったり、腫れがひどく時には内出血を起こしてしまうこともあります。
ただの虫刺されで病院なんて大げさ!と思ってしまうでしょうが、あまりにも状態がひどければ病院で治療を受けたくなりますよね。
今回は、虫刺されで内出血になった時の対処法と、病院へ行くタイミングと病院での治療法についてご紹介します。
虫さされで内出血をおこしたときの対処法
まずは虫刺されで内出血を起こしたとき、どのような対処法をするのが適しているのか見てみましょう。
まずは冷やす!
内出血を起こしている時、まず最初にやっておきたい対処法は患部を冷やすことです。
特に虫刺されの時には冷やすことで一時的にかゆみもおさまりますし、内出血部を冷やすことで出血を止める効果が期待できます。
安静にする
足を虫に刺されて内出血している時にはなるべく足を使わないように、手が刺されたときには手を動かさないように気を付け、なるべく安静にしましょう。
虫刺され用の市販薬を使用する
虫刺され用の市販薬を使用することで、患部のかゆみを抑えて皮膚が正常な状態に戻るのを早めることができます。
患部をかくとさらに内出血が広まりますから、かゆみが強いときには無理せず市販薬を使用しましょう。
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酷い場合は皮膚科へ!
病院での治療については後述しますが、とにかく虫刺されによる症状がひどく、対処しても皮膚の内出血が広がっていっている又は全く改善できない場合には皮膚科を受診しましょう。
虫刺されから最近の感染を起こしている可能性もあります。
虫さされで内出血と腫れが伴う場合
虫刺されによる内出血だけではなく、腫れが伴う場合にはどのような対処法が有効なのでしょうか?詳しくみていきましょう。
やっぱり冷やすのが大切!
内出血と同じく、腫れがある場合にはまず患部を冷やすことが重要になります。
腫れが強いと幹部が熱を持ち、痛みを感じることもあります。
腫れをいち早く引かせるために、氷嚢などで患部を冷やしましょう。
しかし、シップや冷却シートで患部を冷やすのは厳禁です。
刺された部分を覆うことで、そこから細菌が繁殖し、二次感染を起こしてしまうこともあります。
虫刺されシールを使用する
虫に刺された後のかゆみを抑え、さらに患部をかきむしることを予防できる「虫刺されシール」を使用してみましょう。
腫れが強いときには虫刺され部分をできるだけ掻かないよう、安全な専用シールで覆うようにしてください。
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虫さされは病院ではどんな治療をおこなう?
虫刺されがひどい場合には、皮膚科で治療を受けることができます。
虫刺されあとが水膨れになった、しこりができた、かゆみが引かない、とびひになっているかもしれない。
こんな時にはためらわずに病院へ行きましょう。
虫刺されによる皮膚科での治療は、内服薬と塗り薬が中心となります。
内服薬にはかゆみを止める抗ヒスタミン薬が、塗り薬にはステロイド入りの外用薬が使用されます。
この治療でも改善が見られない場合には、ステロイド剤を内服する必要がでることもありますし、とびひになっている場合には抗生剤が処方されるでしょう。
いずれにせよ、薬を飲むだけ、塗るだけという治療になりますから安心して皮膚科を受診してください。
まとめ
夏に多い虫刺されによる内出血と患部の腫れですが、必ずしも蚊が原因とは限りません。
夏にはイエダニやマダニ、ブヨ、ハチ、刺しバエなど様々な虫が皮膚を襲います。
普段から肌をなるべく隠すようにして、虫よけアロマなどを持ち歩いて虫よけしておくのが賢明です。
夏の不快な虫刺されを防いで、快適に過ごしてください。