近年、昔では考えられなかった体の異常が子供にあらわれていることをご存知でしょうか?

子供が足の裏の痛みを訴えてきた場合、多くの親は「たいしたことない」と甘く見てしまいがちですが、最近の子供たちの足の裏には、自分たちが子供だった頃には考えられないような異変が起きているのです。

今回は、子供の足の裏が痛む原因と、その解消法についてご紹介します。

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足底反射不足によるもの

197041人間は生まれた瞬間から、手のひらに触れるものを握る、足の裏を触るとぎゅっとしぼませるという反射を身に付けています。

この反射は、体を作り上げていくうえでとても大切なものなのですが、近年では裸足で走り回る環境が減っているためか子供たちの間で足底反射不足による足の異常が起きています。

 

足の裏に直接物が触れる刺激が少ないまま成長すると、足の底にある土踏まず(アーチ)の形成が正しくされず、それによって足自体が変形し痛みが出たり、運動機能に障害が生まれてしまうことがあります。

アーチの形成が正しくされないと、バランスを取るのも難しくなるため、日常生活の中でも度々躓いて転んでしまうなどの悪影響が現れます。

 

 

これにより起こる足の変形には、外反母趾や浮指、偏平足といったものが挙げられます。

中でも聞きなれない浮指は、足の指が足の甲に向かって反り返るといった変形で、足のサイズに合わない靴を履き続けることでなってしまいます。

足底線維腫

足の裏に腫瘍ができる足底線維腫も、子供の足の裏に痛みを引き起こす原因の一つです。

この腫瘍は良性なのですが、腫瘍が増殖していくと歩く時に痛みを感じるだけではなく、立っているだけでも足裏に違和感を感じるようになります。

566858足底線維腫は、足裏への繰り返される刺激で出来ると考えられています。

この病気では、積極的な切除は行われず、日常生活にあまり支障が出ないようであれば経過観察措置が取られます。

腫瘍が大きくなり、歩行も困難になると病院で手術による切除が奨められます。

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足底筋膜炎

スポーツマンの多くが悩まされている足底筋膜炎は、痛みも強く完治も難しい厄介なものです。

まだ体の発達が未熟である小学生頃から、身体能力以上の運動を行うと足底筋膜炎を発症し、時には歩行も困難なほどの痛みに襲われます。

585702足底筋膜炎になりやすいのは偏平足や冷え性である人といわれており、運動前のストレッチが十分ではないことでも発症しやすいことが解っています。

足底筋膜炎は刺激を与えることで症状が悪化するので、マッサージは逆効果となります。発症したら、まずは安静を心掛け、痛みが引くまでは運動を控えましょう。

成長痛

子供の頃は体中が成長痛で痛むものですが、実は足裏にも痛みが出ることもあるようです。

成長痛の詳しいメカニズムについては解明されていませんが、足裏の成長痛は筋肉疲労や子供自身の抱えるストレスが、引き金となってあらわれると言われています。

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成長痛自体はどの子供にも多くあることですし、痛み自体も30分ほどで治まるのであまり心配はいりません。

自律神経の乱れも関わっていると言われているので、規則正しい生活習慣と食生活に心掛け、ストレスの原因を取り除いてあげることが大切です。

子供が足の裏を痛がった時の対処法

子供が痛みを訴えて泣く姿は、多くの親にとってとてもつらいものです。

なるべく早く痛みを取り除いてあげたい!そんな時にはこれらの方法を試してみてください。

冷やす

509658足の裏を触ってみて、腫れあがって熱を持っている場合には炎症を鎮めるために足裏を冷やしてあげましょう。

冷やしすぎると逆効果になることもあるので、氷のうやアイスノンをタオルにくるんでから足裏に20~30分ほど当ててあげましょう。

痛む場所をさする

031907子供が痛みを訴える場所を優しくさすってあげてください。

痛みが少し和らぐ気持ちになる他、大人に触れられる安心感から緊張もほぐれ、痛みに敏感になりすぎないといった効果もあります。

優しく撫でられ気がそれているうちに、徐々に痛みが引いていくので子供の心にも負担がかかりません。

子供が落ち着くまで寄り添う

200512足の裏の痛みが成長痛であれば、夜中に痛みがあらわれます。

寝ている間に強い痛みを感じることで、子供自身がパニックに陥ってしまうこともあります。

痛みが落ち着き、子供が安心できるまでそばに寄り添い、痛みと心に共感してあげることが大事です。

そうすることで子供の痛みによる恐怖心を取り除き、痛みを和らげることができますよ。

まとめ

大人であれば我慢できることでも、まだまだ痛みに敏感な子供たちにとっては「痛い」ことは「怖い」ことであるという認識があります。

様々な対処をしても痛みが長引いている場合には、まずかかりつけの小児科で相談をしてみましょう。

子供が痛みを訴えるのは、身体的なものばかりだけではなく、精神的なものからきている場合もあります。

心と体をしっかりケアして、子供の健康な成長をサポートしていきましょう!

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