空腹時に吐き気がする原因と対処法!このむかつきを何とかしたい!

空腹時の吐き気は、度々私たちを悩ます不快な症状です。

なぜ人は空腹時に吐き気を感じてしまうのでしょうか?

今回は空腹時の吐き気の原因と対処法について詳しくご紹介します。

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空腹時に吐き気がする3つの原因

空腹時に吐き気がする最大の原因、それは胃酸過多にあります。

胃酸の過剰分泌により胃酸濃度が上がってしまうと、胃もたれや胸やけといった症状があらわれ、それにより吐き気を感じてしまうのです。

この胃酸過多は、次の主な3つのことが原因となることで起こります。その原因と詳細については以下の通りです。

食生活によるもの

胃は、毎日の食生活の影響をダイレクトに受ける部位です。

食事内容が偏っている、刺激の強いものばかりを食べてしまうなどといった食生活を続けることで、胃酸が過剰に分泌される原因となります。

刺激の大きいものは主に香辛料やアルコール、カフェインといったものです。

また、揚げ物などの消化がスムーズにいかない食べ物も、胃酸過多の原因となります。

常日頃から油ものばかり食べていると、消化に時間がかかることで胃酸が多く分泌されてしまうのです。

空腹時に吐き気を感じることが多い方は、毎日の食事を消化がよく刺激の少ないものに変えてみましょう。

ストレス

胃腸は、ストレスによる影響を大きく感じやすい部位です。

ストレスによって自律神経が乱れると、胃には様々な変化があらわれます。

通常であれば、食後は副交感神経が優位に働くことで体はリラックス状態となり、胃酸の分泌は適度な状態が保たれます。

しかし自律神経のバランスが崩れることで食後にも交感神経の働きが有利になり、胃酸の過剰な分泌が起こってしまうのです。

また、ストレスによって交感神経が優位になり続けることで、体全体の血行不良だけではなく胃粘膜の血行も悪くなります。

そうなると、胃酸から胃を守る胃壁の粘膜が減少してしまい、胃のもたれや胸やけを感じやすくなってしまうのです。

ガストリンの過剰分泌

ガストリンとは、胃酸の分泌を促すホルモンです。

このガストリンが過剰に分泌されてしまうのは、胃の中に刺激物が入ってきたときの他にはピロリ菌の存在があります。

胃の中にピロリ菌が存在していると、ピロリ菌が作り出すアンモニアの刺激によってガストリンが過剰分泌、そして胃酸過多へとつながるのです。

吐き気を抑える対処法

このように胃酸過多を原因として起こる空腹時の吐き気、すぐに抑えられる方法はないのでしょうか?

簡単にできるものを3つご紹介しますので、吐き気を感じた際の参考にしてみてくださいね。

水を飲む

空腹時の吐き気は、まず水を飲むことで解消できることがあります。

これは、胃に水を入れることで胃酸の影響を軽減させるという効果を狙ったものです。

この時の水分は刺激のあるカフェイン入りの飲料は避け、ただの水ではなく白湯のようにすこし暖かい飲み物がお勧めです。

軽食をとる

ほんの少しだけでも胃に食べ物を入れることで、空腹時の吐き気を抑えることができます。

普段から吐き気を感じやすい方は、ポケットにいつも飴玉や携帯用栄養食などを忍ばせておくのがおすすめです。

甘すぎるものは、かえって胃腸の働きを弱くしてしまうこともあるので、甘味料があまり含まれていないものを選びましょう。

体を休ませる

空腹時の吐き気が辛い時には、無理せず体を休ませましょう。

リラックス効果のあるアロマオイルも効果的です。

交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にするためにはローズウッドやラベンダーなどのアロマオイルが効果的です。

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まとめ

空腹時の吐き気を抑えるためには、生活習慣の改善も大切です。

吐き気を感じた時だけではなく、日ごろから胃に優しい食生活とストレスをため込まない習慣を身に付けるようにしましょう。

また、空腹時の吐き気が日に日に強くなるような場合には病気の可能性もありますので、不安な方はすぐに病院で検査を受けて下さい。

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