実は鼓膜って、意外と簡単に破れてしまうことがあることをご存知でしたか?

最近では、耳かき中の事故による鼓膜の破れなども話題になりましたが、鼓膜が破れてしまった時にはどのような治療が行われるのでしょうか?

今回は、破れた鼓膜が再生するまでにかかる期間や治療法などを詳しく解説していきます。

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鼓膜が破れるとこんな症状が

鼓膜が破れてしまったからといって、即時に耳が全く聞こえなくなるということはありません。

 

実際には、音が聞こえにくくなる難聴や、鼓膜が破れてしまったことによる激しい痛みといった症状を覚えるでしょう。

 

鼓膜が破れた場合の難聴は、単に音が聞こえにくくなる以外にも耳鳴りがあったり、音が耳障りな雑音のように感じてしまうということもあるようです。

 

また、鼓膜が破れた痛みはその時だけのもので長くは持続しません。

但し、気圧の変化がある時には痛みが再び出ることがあるようです。

 気圧の変化の例としては、トンネルの出入り、飛行機の離着陸など。
その他には、耳から分泌液や膿が出てくる耳垂れという症状が見られることもあります。

 

鼓膜の再生までにはどのくらいかかる?

鼓膜が破れてしまうと、一生耳が聞こえないのではないかという不安に駆られると思いますが、鼓膜は自然と再生する器官です。

 

自然治癒による鼓膜の再生は、大体1週間から10日前後だと言われています。

 

鼓膜が再生すると多くの場合難聴も治りますし、耳はしっかりと音を拾えるようになります。

しかし、外部からの衝撃によって鼓膜が大きく破れてしまった時には手術が必要なこともあります。

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破れた鼓膜の治療法と完治するまでの流れ

最後に、破れてしまった鼓膜はどのように治療し完治していくのか詳しく見ていきましょう。

 

鼓膜が破れてしまったかもしれないときは、まず耳鼻科を受診することになります。

耳鼻科では診察や問診が行われます。

 

鼓膜の状態を確認し、軽度の物であれば自然治癒を待ち、経過観察が行われることになります。

 

前項でも紹介した通り、激しく鼓膜が破れてしまっている場合には手術が行われることもあります。

 

この手術は30分程度ととても短い時間で終了する簡単なものですので、手術すると聞いても怖がる必要はありません。

手術は、耳の後ろから採取した組織を用いて鼓膜の穴を塞ぐというものです。

 

手術を行った場合、聴力の戻る可能性は90%以上ととても安心して受けられる手術ですので、手術が必要と言われたらしっかりと治療してもらうようにしましょう。

 

手術以外の治療法では、自分の血液から作られた点耳薬を使用したり、紙のようなものを鼓膜に貼るといったものもあります。

経過観察がとられた場合には、抗生物質で細菌感染を防いだり消毒したりといった治療が行われます。

 

病院での処置が終わったら、完治まで生活の中でいくつか注意したい点があります。

まずは、耳の中が水にぬれないようにしましょう。

鼓膜は乾燥状態を保つことで治りが早くなると言われています。

入浴時などにも耳の中に水が入らないように気を配ってください。

 

また、耳掃除には特に注意が必要です。

完治まではなるべく耳掃除は行わないほうが良いでしょう。

 

鼓膜が再生するまでの間に耳の中で細菌が繁殖してしまうと、中耳炎を起こすこともあります。

中耳炎になると鼓膜の再生が行われず、最悪慢性的な中耳炎となってしまうこともあります。

 

鼓膜が破れた後は、完治するまで定期的に耳鼻科にて診察を受けるようにしましょう。

まとめ

鼓膜は外部からの衝撃だけではなく、強く鼻をかみすぎてしまったり、強い気圧の変化を受けた時など日常生活の中でも簡単に破れてしまうことがあります。

鼓膜が破れ難聴となっている間は、運動や運転といったものも困難になりますので、安全面によく注意することが大切です。

なるべく早く鼓膜が再生するために、耳の中を触るのは控えるようにしましょう。

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