水疱瘡の予防接種の情報まとめ!

大人も子供もしっかり受けたい、水疱瘡の予防接種。

しかしどんな予防接種にも、副作用はつきものですし、しっかりと抗体を持つためには予防接種の受け方もきちんと覚えておく必要があります。

今回は、水疱瘡の予防接種にまつわる注意点をすべてまとめましたのでご覧ください。

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水疱瘡の予防接種の効果と必要性

水疱瘡の予防接種は、予防接種の中でも効果が高いものだと言えるでしょう。

水疱瘡の予防接種は2回接種が推奨されていますが、1回の接種で感染自体は100%防ぐことはできないもののの、水疱瘡による合併症や重症化はほぼ100%の確率で防ぐことができます。

水疱瘡は乳幼児に感染が多い病気ですが、大人が感染すると合併症を起こし重症化する確率が高く、どの年代でも予防接種の必要性があると言えます。

また、水疱瘡のウイルスに接触してしまってからでも予防接種は遅くはありません。

万が一水疱瘡の抗体のない人がウイルスに接触してしまった場合でも、接触から72時間以内に予防接種を行うことで、水疱瘡の感染による重症化を80%の高確率で予防することが可能だと言われています。

このように水疱瘡の予防接種による様々な効果を考えると、その必要性はとても高く、かつ重要であると言えます。

水疱瘡の予防接種はどのような成分?

水疱瘡のワクチンは、水痘ウイルスを弱毒化した生ワクチンです。

生ワクチンと聞くと少し恐ろしい感じを受けるかもしれませんが、もちろんその安全性は確かなものです。

詳しくは、弱毒化したウイルスに安定剤を加え、凍結乾燥させたものを予防接種に使用しています。

ワクチンの中には添加物が8種類含まれており、その中にはウシ由来の血清、豚の膵臓由来の成分トリプシンも含まれています。

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水疱瘡の予防接種を受ける時期は?

水疱瘡の予防接種には、乳幼児が無料で受けられる定期接種と、定期接種化前に生まれた子供や大人が有料で受ける予防接種があります。

有料で受ける予防接種について、接種する時期に制限はありません。

1歳以上の妊婦以外なら受けることができます。

幼児の定期接種では、まず12~15ヵ月齢で1回目を、2回目は1回目の接種から3か月以上間隔をあけて接種します。

2回目の接種は、特に1回目の摂取から6~12か月以内が推奨されています。

2回目の摂取は必要?

予防接種は一回受ければいいのではないのか、二回も必要なのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、2回接種が必要なのにはきちんと理由があります。

最初に述べた通り、1回目の接種では重症化を防ぐことはできるものの、感染自体を防ぐことはできません。

しかし、予防接種を2回行うことにより今度は発症自体を90%近い確率で予防することが可能なのです。

つまり、より確実に水痘ウイルスの感染を防ぎたいのであれば、2回の接種は必要であると言えます。

大人も受けたほうがよい?

予防接種と聞くと子供だけが受けるイメージであるという人も少なくないでしょう。

特に水疱瘡は子供が多くかかる感染症ですから、大人には関係ないと思いがちです。

しかし、実際には大人も水痘ウイルスに感染することがあり、しかも大人が感染すると子供よりも重症化してしまう確率が高くなります。

特に生殖器に関する合併症が懸念され、不妊になることはなくともできれば避けたいものです。

多くの子供と接することが多い職業の方や医療関係者は勿論のこと、結婚しこれから子供を儲けようと思うのであれば、水痘ワクチンの接種は受けておくことをお勧めします。

妊婦は接種して大丈夫?

水痘ワクチンは生ワクチンですので、妊婦は接種することができません。

ワクチンによりウイルスが胎児に影響を及ぼす可能性があるからです。

また、妊娠予定者や妊娠している可能性がある方も予防接種を受けることができません。

水疱瘡の予防接種を受けるのであれば、接種1か月前と接種後2か月は避妊が必須になります。

水疱瘡の予防接種の注意点や副作用

どんな予防接種にも言えることですが、水疱瘡の予防接種を受けるのであればその副作用や注意点についてよく理解しておく必要があります。

注意点

  1. ワクチン接種後30分以内にアレルギー反応などの異常が起こることがあるので30分経過するまでは病院内にいること。
  2. 入浴は接種後1時間経過してから。
  3. 接種当日は運動しない。
  4. 次の予防接種の予定がある方は、1か月の間隔をあけてから。

副作用

水痘ワクチンは、他のワクチンと比べると副反応がとても少ないのが特徴です。

稀に起こるものとしては、接種から2週間後~1か月以内の発熱、水疱瘡と同様の症状が見られることがあります。

予防接種の料金はどのくらいかかる?

水疱瘡の予防接種は、定期接種対象の幼児であれば無料です。

しかし、定期接種化前に生まれた子供や大人は、水疱瘡の予防接種には料金が発生します。

その金額は病院によりまちまちですが、おおよそ5,000~10,000円の範囲です。

また、各地方自治体によっては、定期接種化の少し前に生まれた幼児への予防接種代の補助や、大人の抗体の有無を調べる際の検査料の補助などがあります。

水疱瘡の予防接種は帯状疱疹にも効く?

最後に、水疱瘡の予防接種は帯状疱疹の予防にも役立つのかという点についてお話したいと思います。

帯状疱疹とは、一度かかった水痘ウイルスが体内に残り、加齢やストレスを契機として再びウイルスが活発に活動し、神経を伝って帯のように水疱を作る病気のことです。

つまり帯状疱疹の元となっているのは水痘ウイルスですから、理論上では水痘ワクチンによる帯状疱疹の予防は可能だということになります。

しかし、日本ではこのことについてはまだ研究段階です。

実際に水痘ワクチンが帯状疱疹の予防になると明確にいえるものでもありませんが、海外ではすでに帯状疱疹ワクチンの接種が可能な国も存在しています。

日本でも研究が進めば、将来的には帯状疱疹ワクチンが作られるかもしれませんね。

逆に、水痘ワクチンによって帯状疱疹になってしまうのでは?という心配もあると思います。

こちらも全く可能性はゼロではありません。

体力が落ち免疫力が極端に低下している時に生ワクチンを接種することで、極稀ではありますが帯状疱疹を発症することがあるようです。

しかしこれは免疫力が異常に下がってしまう白血病児でも、自然にウイルス感染して発症するよりも確率が低いという報告があるので、水痘ワクチン接種による帯状疱疹の発症は殆ど心配する必要がないでしょう。

まとめ

意外と知らない水疱瘡の予防接種について、様々な角度から解説しましたが、疑問は解消されましたでしょうか?

水疱瘡は子供だけではなく、大人の中でも特に妊婦や高齢者など、免疫力が低下している方は十分に気を付けたい感染症です。

早め早めの対策でしっかりと予防接種を行い、もし水疱瘡にかかっても軽傷で済むようにしておきたいですね。

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