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え?水疱瘡って子供の病気じゃないの?

と思った方もいるかもしれませんが、大人でも水疱瘡に感染することは稀ではありません。

子供だけじゃなく、大人もかかるとつらい水疱瘡の症状や合併症、そして皮膚に跡を残さないための注意点まで詳しく解説していきます。

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水疱瘡の潜伏期間と初期症状

水疱瘡が感染するのは主に1~4歳の乳幼児、遅くとも9歳までには感染すると言われています。

大人も子供も共通して、水疱瘡には感染から発症までには2週間程度の潜伏期間があります。

 

水疱瘡のウイルスが体内に入ると、まず体内で増殖を始めます。

ウイルスが増殖し、皮膚に症状を起こすまでには時間がかかる為、2週間もの潜伏期間があるのです。

 

水疱瘡の初期には、体の中心部に発疹があらわれます。

 

中心から徐々に全身へと発疹が広まると、その後プツッとしたできものの先が水ぶくれ状になり、やがて水ぶくれが破れて皮膚がただれます。

 

大人にあらわれる水疱瘡の症状

乳幼児期に水疱瘡にかかっている人は、ウイルスに対する抗体を持っているので大人になって感染することは殆どありません。

しかし、逆を言えば乳幼児期に感染しなかった人は大人になっても抗体を持っていないため、いつでも水疱瘡にかかるリスクを持っているのです。

 

大人になってから水疱瘡に感染すると子供と違い重症化しやすく、高熱を伴って水疱が全身に多発します。

そして大人の水疱瘡で恐ろしいのが合併症です。

 

大人だけではなく、15歳以上で水疱瘡に感染すると合併症も起こしやすいので、特に注意が必要です。

 

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大人の水疱瘡で注意が必要な合併症

では大人の水疱瘡で注意したい合併症にはどのようなものがあるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

 

髄膜炎

合併症により髄膜炎になると、高熱、頭痛、嘔吐、けいれんといった症状が見られます。

 

髄膜炎は点滴にて治療を行い、予後は比較的良好です。

 

水痘脳炎

高熱、頭痛、意識障害、首が後ろに曲げられないといった症状が見られる場合、水痘脳炎である可能性があります。

 

脳炎になると、稀に症状が重篤化し後遺症が残る場合もあります。

 

水痘肺炎

水痘肺炎になると、水疱瘡の症状の他に、血痰、呼吸困難、口腔内粘膜のただれといった症状が見られます。

予防接種の重要性

水疱瘡の予防接種は、乳幼児だけではなく、リスクの高い持病を持っている方や免疫力の低下している大人、これから妊娠を考えている夫婦などにとってはとても重要な意味を持ちます。

 

また予防接種を受けていれば、万が一ウイルスに感染した時に症状が軽くなるだけではなく、ウイルスによる合併症の発症も抑えることができます。

しかし、乳児の水疱瘡予防接種は定期接種となり無料で受けることができますが、大人の場合には5,000~10,000円程の料金がかかりま

す。

 

また、水疱瘡の大人用ワクチンは予約制の病院が多いので、予防接種を受けたい場合には事前に電話で確認することをおすすめします。

 

但し、抗がん剤治療を受けている方や長年ステロイド剤を使用している方は、ワクチンの接種ができないことも多いので注意が必要です。

 

妊婦の胎児への影響は?

妊婦が水疱瘡にかかった場合、妊婦自信が重症化しやすいのは勿論、お腹の中にいる胎児も影響を受けてしまう可能性は大いにあります。

 

まず、妊娠初期に感染した場合には流産する可能性が高くなります。

 

また、妊娠中期以降には胎児の「先天性水痘症候群」が、妊娠後期には水痘肺炎が重症化するといった危険性があります。

 

特に気になるのが先天性水痘症候群ですが、水疱瘡にかかった妊婦から生まれた胎児の2%程に、発達遅延を伴う様々な神経障害や先天性の奇形が見られます。

 

さらに、先天性水痘症候群の乳児は生後6か月になるとその多くが帯状疱疹を発症します。

 

最も危険なのが、妊婦が周産期に入ってからの水疱瘡感染です。

この場合には、胎児には移行免疫がない状態で出生、罹患するため、症状がとても重くなる危険性があります。

水疱瘡の二回目の感染はある?

少し前までは、一度水疱瘡にかかっても二度目の感染はないと言われていましたが、現在では抗体が一度作られても再び水疱瘡に感染することが解っています。

 

極稀に健康的な成人が感染することもありますが、その多くは抵抗力の低くなった高齢者です。

 

この場合、症状はとても軽く水疱瘡だと気が付かないことも多いのですが、高齢者の場合には水疱瘡に初めてかかった人と変わらない重い症状が出ることもあります。

 

いつから仕事に復帰できる?

子どもが水疱瘡にかかった時には、学校保健法で「全ての水疱がかさぶたになるまで」は登校禁止となっています。

 

大人の場合には明確な基準はありませんが、他者への感染を考えると子供と同じく、水疱がかさぶたになるまでというのが一つの目安になるでしょう。

 

しかし、子供とは違い仕事によっては休めないということもあるかもしれません。

不安な方は医師に確認し、簡単な診断書を書いてもらうのがいいでしょう。

 

特に接客を含む仕事の場合には、水疱瘡を多くの人に感染させてしまう危険性がありますから、感染の心配がなくなるまで休む必要があるでしょう。

 

水疱瘡の跡を残したくない

子どもとは違い、大人は新陳代謝も弱くなっていますから、水疱瘡の跡が出来てしまうとなかなか消えないといった悩みもあります。

なるべく跡が残らないように、次のことに注意してみましょう。

 

早め早めの治療を

水疱瘡には抗ウイルス薬があり、病院で水疱瘡と診断されると治療薬が処方されます。

 

この治療薬はより早く飲むことで高い効果があらわれますので、水疱瘡かもしれないと思ったらすぐに病院に行きましょう。

 

かきむしらないこと

水疱瘡はとっても痒いので難しいことですが、水疱はなるべくかきむしらないようにして下さい。

 

かきむしって水疱を潰すと、あとが残りやすくなります。

 

どうしても我慢できない場合には、爪を短く切るなどして皮膚を傷つけないように対策を取りましょう。

美容皮膚科等での手術

水疱瘡の跡がどうしても気になる場合には、美容皮膚科で手術を受けることもできます。

 

凹んだ水疱瘡跡を切除し縫合する手術や、コラーゲン・ヒアルロン酸の注入、レーザーによる治療、傷跡にコラーゲン活性化を促す薬を塗るケミカルピーリングといった方法もあります。

 

どの治療にするかは皮膚の状態によっても変わりますから、医師とよく相談の上治療方針を決めましょう。

しかし、美容皮膚科での治療は多くが自由診療となりますので、治療費はそれなりにかかります。

 

まとめ

大人も水疱瘡にかかるということを知らず、子供の看病をして水疱瘡になってしまう方も多いようです。

また、高齢者は抗体を持っていても再び水疱瘡にかかってしまうことがあるので、小さな子供と高齢者が同居している場合には、水疱瘡にかかった子供と高齢者を接触させないように注意しましょう。

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