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あくびには、眠たい時にでる自然なあくびと、眠気がないのにでる「生あくび」とがあります。

この「生あくび」が吐き気と同時に出る時には病気のサインであることもあり、ただのあくびと見くびることのできない一つの症状と言えます。

今回は、そんな気になる生あくびと吐き気が同時に起こる6つの原因と、その対処法について詳しく解説していきます。

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あくびが出るメカニズム

あくびとは、人間にとっての生理現象の一つです。

殆どの人はあくびが出ていることも気に留めないほど、至って日常的な行動ですよね。

 

しかし、そんな身近なあくび、その発生の原因については未だはっきりと解明されていません。

現在は、顔面の無意識的なストレッチ、内耳の圧力の調整、体温調節のための行動という説が有力とされていますが、いずれも仮説にとどまっています。

実はあくびが出るのは私たち人間をはじめとする哺乳類だけではなく、鳥類や爬虫類にもみられることから、生物が古来から行ってきた生理現象だということが解っています。

 

そんな未だ持って不思議に満ち溢れたあくびですが、吐き気とともに眠気のない生あくびが頻発する場合には、以下の原因が隠れているかもしれません。

その対処法とともに詳しく見ていきましょう。

脳貧血

脳貧血とは別名起立性低血圧と呼ばれ、一般的に浸透している鉄欠乏性貧血とは内容の異なる貧血の状態のことをいいます。

脳貧血かどうかの診断は、立っている時と横になっている時それぞれの血圧を測り、その血圧差が20mmHgあるかどうかで判断されます。

脳貧血の場合には、血圧が急降下することで脳への血流が滞った結果、あくびと立ちくらみが頻発します。

 

脳貧血の原因として多くあげられるのは自律神経の乱れによるもので、自律神経失調症やうつ病患者に起立性低血圧がよく見られます。

その他には、血流の調節能力が低下してしまった高齢者にも見られることがあります。

脳貧血の対処法

脳貧血が起こった時、つまり立ちくらみやめまいといった症状があらわれた場合には、無理をせず横になって体を休ませるようにして下さい。

横になるのが無理な状況であれば、しゃがむのも有効です。

脳貧血の方は、長時間の立ち姿勢はとても体に負担がかかりますので、症状が重い場合には一日中立っている必要のある仕事などは控えるようにした方が良いでしょう。

低血糖

低血糖と聞くと糖尿病が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、単純な栄養補給不足や無理なダイエット、摂食障害などでも起こる症状です。

 

低血糖の状態に陥ると、疲労感や倦怠感、集中力の低下、空腹感とともに生あくびが出ます。

低血糖の場合には、その他の病気とは異なりこれらの症状が出たり消えたりするのが特徴です。

これらの症状がすぐに治まってもまた症状が出てしまうという時には、低血糖である可能性があります。

低血糖の対処法

低血糖になっても症状が軽い状態では、まずは糖分の補給が優先となります。

それ以外の重篤な症状を呈している場合にはすぐに病院へ行きましょう。

また、例え軽い低血糖でも、繰り返し起こるのであれば検査が必要になるでしょう。

血管迷走神経失神

聞きなれない名称だとは思いますが、血管迷走神経とは人間が生きていくために必要な機能を備えた神経のことを言います。

この神経は胸を中心に広く分布され、痛みや激しい運動、自律神経の乱れなどを原因として心臓の働きや血圧を低下させてしまうことがあります。

 

失神に至るまでの前兆の症状としては、あくびやめまい、吐き気、頭痛といったものが見られます。

失神のうちの約20%はこの血管迷走神経失神によるものだと言われており、その予後はおおむね良好です。

血管迷走神経失神の対処法

血管迷走神経失神は、長時間の立位や激しい痛みなどで起こります。

前兆の症状が出た時点でその姿勢をやめるなどの対処が必要になるでしょう。

 

もし失神にまで至ってしまった場合には、仰向けになり安静を保つことで意識は回復します。

一般的には失神から回復した後の経過は良好ですが、繰り返し失神してしまう場合には循環器内科を受診しましょう。

睡眠時無呼吸症候群

気づかぬうちに徐々に睡眠が不足していく睡眠時無呼吸症候群も、十分に眠っているはずなのにあくびが止まらなくなってしまう病気の一つです。

睡眠時無呼吸症候群と診断されるのは、7時間のうちに30回以上若しくは1時間に5回以上呼吸が止まってしまう方です。

 

睡眠時無呼吸症候群は肥満傾向の男性に多く、いびきの音が大きい、途中でいびきが止まるという方は睡眠時無呼吸症候群である可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の対処法

睡眠時無呼吸症候群と診断された方は、毎日の生活習慣や食生活、呼吸法の改善が必要になります。

肥満傾向の方は適正体重まで落とし、アルコールはやめるようにしましょう。

また、口呼吸から鼻呼吸へ変える努力も必要です。

心筋梗塞

血管が詰まってしまう動脈硬化を原因として発症する心筋梗塞も、あくび、吐き気、浮腫み、頭痛といった症状を呈する病気です。

心筋梗塞の場合、特に痛みもなく急に意識を失うこともある恐ろしい病気なのです。

発症者のうちの三割が病院にたどり着く前に死亡してしまうというのですから、これらの前兆となる症状をしっかり把握していることは命を守るために大切なことでしょう。

心筋梗塞の対処法

心筋梗塞を起こしてしまった時には、その本人にはなにも成す術がないでしょう。

心筋梗塞に気が付いた周囲の人間ができるとことは、第一に救急車を呼ぶことです。

 

第二には、心臓マッサージまたはAED使用による心肺蘇生を行ってください。

心筋梗塞は、発症からのスピードがとても大切です。

脳梗塞

生あくびで一番危険だと言われているのが、脳梗塞です。

脳梗塞の場合には、生あくびの他に吐き気と頭痛、体の片方だけのしびれや目のかすみといった症状が見られます。

脳梗塞になるとその症状は徐々に悪化していきますので、いつもと違う体の異変を感じたらまずは病院へ行くようにしましょう。

脳梗塞の対処法

脳梗塞は、対処の速さがその後の後遺症を残さないためのカギを握ります。

脳梗塞は発症数分後から徐々に脳細胞を壊死させていくため、発症から病院に行くまでに時間がかかりすぎるとどんどん脳細胞が死んでいき、後遺症も重くなってしまいす。

 

脳梗塞を経験した人は、口をそろえて「いつもとは違う体の異変」を感じ取っています。

普段から脳梗塞のリスクが高い脂質異常症や動脈硬化を持つ方は、毎日の生活習慣から見直すようにしましょう。

まとめ

あくびと吐き気がともにあらわれると、様々な病気の可能性であることが解りましたね。

どれも症状が重く、時には命の危険にもかかわる病気ですので、気になる生あくびが頻発する場合には、すぐに病院で検査を受けリスクを回避してください。

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