今回は、細菌を殺菌する効果のある抗生物質「トミロン」の副作用や効果についてお知らせしていきます。
この薬の働き
細菌の細胞壁合成を妨害して、死滅させる働きがあります。
特に強い抗菌力を発揮するのが、レンサ球菌、肺炎球菌、大腸菌、淋菌、インフルエンザ菌です。
呼吸器、泌尿生殖器、耳、鼻などの感染症によく用いられます。
製品名
- トミロン (大正富山、昭和薬化工)
- トミロン小児用 (大正富山)
ジェネリック
- セフテラムピボキシル小児用 (テバ、クラシエ、ポーラファルマ)
- クリンダマイシンリン酸エステル (日医工)
- テラミロン小児用 (東和薬品)
効能
- 咽喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性気管支炎
- 腎盂腎炎、膀胱炎、淋菌性尿道炎、子宮付属器炎、子宮内膜炎、子宮内感染
- バルトリン腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、顎炎
など。
用法・容量
1回50~200gを毎食後に1日3回服用します。
小児用は1回3~6g/㎏を毎食後に1日3回服用します。
副作用
下痢、軟便、発疹などの過敏症、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、など。
重大な副作用
間質性肺炎、偽膜性大腸炎、アナフィラキシー様症状、ショック、肝機能障害、スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症、出血性大腸炎、急性腎不全、溶血性貧血、など。
使用上の注意点
血中の抗生物質の濃度を保つことが重要です。そのため、一定の時間ごとの服用を心がけて下さい。
使用は厳禁
・この薬または他のセフェム系抗生物質で、ショックや過敏症をおこしたことのある方
・この薬または他のセフェム系抗生物質で、ショックや過敏症をおこしたことのある方
使用に注意
・ペニシリン系抗生物質で、過敏症をおこしたことのある方
・本人や家族が、気管支喘息やアレルギー体質の方
・重い腎機能障害のある人
・妊婦の方
・ペニシリン系抗生物質で、過敏症をおこしたことのある方
・本人や家族が、気管支喘息やアレルギー体質の方
・重い腎機能障害のある人
・妊婦の方
口コミ
病院いってきたー!抗生剤(トミロン)飲んだら、痛みおさまったー!
— よーちん@NOROSHIはいいぞ (@subamaru) 2016年11月22日
喉痛いのはだいぶ治まったけど今朝から声が出なくてー。あ、でも、熱はないです!
って流れで念のため検査されたら見事溶連菌陽性だったのでトミロンさんにしばらくお世話になります— ぴすか (@phisqa) 2016年10月24日
アローラ🌴🌴🌴🌴🌴🌴🌞
明けからのウロ受診
膀胱炎やってさー
自分でも尿混濁わかるねー
耐性菌ありませんよーにっ
トミロンききますように— いちき@アローラのすがた (@jjarot) 2016年12月7日