とびひの原因で大人の場合は?治療法や予防法も紹介!

とびひといえば子供の病気であるという認識を持っている方がほとんどでしょうが、子供ほど多くはないものの、大人でもとびひを発症することがあります。

子供とは異なる大人のとびひ、その原因は何なのでしょうか?

今回は、大人のとびひの原因と治療法、そして予防法についてご紹介します。

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おとながとびひになる原因

大人がとびひになる原因は、子供のとびひと何が違うのでしょうか?まずは大人がとびひになる原因についてみてみましょう。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の湿疹から、とびひとなることがあります。

大人のアトピーは治癒が困難だと言われていますが、アトピーの湿疹からとびひとなると、発熱やリンパの腫れといったつらい症状も出てしまう可能性があるようです。

アトピーを持つ方は、夏場の湿疹に十分注意しましょう。

加齢によるもの

大人と言っても、高齢者は免疫力の低下と肌バリア機能の低下からとびひになりやすいようです。

特に黄色ブドウ球菌によるとびひが多く、手をこまめに洗わない高齢者は注意が必要です。

妊婦

妊娠中は免疫力が低下し、様々な病気にかかりやすくなっています。

高齢者と同じく免疫力の低下が妊婦のとびひの原因です。

妊娠中でもとびひの治療薬の服用などに問題はありませんが、皮膚科を受診する際には妊娠中であることを伝え、影響のない薬を処方してもらいましょう。

おとなのとびひの治療法

ここからは大人のとびひの治療法をご紹介します。

内服薬

大人のとびひであっても、子供のとびひと治療法に違いはありません。

とびひの治療では内服薬が処方されることがありますが、抗生物質や抗菌剤、抗ヒスタミン剤が主です。

かゆみが強い場合にはかゆみを抑える抗ヒスタミン薬が、細菌の繁殖を抑えるために抗生物質や抗菌剤が処方されます。

抗生物質は処方された分を飲み切ることで治療が完了しますので、症状が良くなったからと言って服薬を中止するのは絶対にやめましょう。

外用薬

軽いとびひであれば、内服薬はなく外用薬だけが処方されることもあります。

かゆみを抑える抗ヒスタミン入りの軟膏や、亜鉛化軟膏が主になりますが、症状が重い場合にはステロイド剤が使用されることもあるようです。

点滴

とびひの症状が重いときには、点滴によって抗生剤を投与されることもあります。

とびひは時に重症化し、腎障害などの合併症をひきおこすこともあり油断できません。

とびひは早期治療が大切となりますので、点滴が必要なまで放っておかず、すぐに皮膚科へ行きましょう。

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とびひに大人がならないための予防法

最後に、大人のとびひ予防法についてご紹介します。

まずは徹底した手洗い!

妊婦さん、高齢者、アトピーの方は、とびひが発症しやすい夏場には手の清潔を心がけてください。

手洗いはこまめに、爪の間に汚れをためないよう爪は短くしましょう。

手洗いをするときには指の間や手首までしっかり洗います。

汗をこまめに拭く

皮膚に傷口があるときには、汗が傷口に入らないようにこまめに拭くようにしましょう。

汗から雑菌が繁殖し、とびひとなるのを防ぎます。

鼻をほじらない!

無意識に鼻をほじる癖がある人は、とびひになりやすいと言われています。

これは鼻の穴の中には黄色ブドウ球菌が存在しているためで、鼻をほじった手で傷口を触ることでとびひの元となってしまうことがあるためです。

鼻をほじる癖がある方は、直接手で鼻の粘膜を触らないように注意してください。

まとめ

大人のとびひには、子供とはまた違った原因があることがわかりましたね。

妊婦や高齢者ではなくとも、毎日の仕事で疲労がたまり回復しない、という時にも免疫力が低下しています。

毎日健康的な食事と適度な運動、そしてしっかり睡眠をとることで免疫力の低下を防ぐことができます。

ヘルシーな毎日で、とびひを防ぎましょう。

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