首を後ろに倒すと痛い!考えられる原因と対処法

老若男女問わず、現代人の多くが悩まされている首や肩の痛み。

その多くは「ストレートネック」が原因であるといわれていますが、ストレートネックとは一体何なのでしょうか?

今回は、首を後ろに倒すと痛い「ストレートネック」の原因と、その対処法についてご紹介します。

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首を後ろに曲げると痛む原因とは?

首をぐるっと一周回してみてください。前に来た時には痛みがないのに、首が後ろに回る際に強い痛みを感じませんか?

首周辺に痛みが起こることの原因、その殆どは筋肉のコリや緊張によるものです。

人間は、常に頭という重く大きなものをその下にある細い首で支えているため、通常の状態であっても気づかぬうちに首にはいつも大きな負担がかかっています。

 

そこへさらに、腕や肩回りをよく使う仕事や、逆に殆ど動かずに同じ姿勢を保ち続けるデスクワークなどによって負担をかけることで、首の後ろに痛みが生じます。

また、猫背や反り腰などの姿勢の悪さも首後ろの痛みに繋がってしまうようです。

ストレートネックとは?

近年耳にすることの多くなったストレートネックも、首の後ろに痛みを起こす代表的なものです。

ストレートネックとは、毎日長時間椅子に座っていたり、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の使用によって、頚椎にもともとある湾曲部分がなくなり首がまっすぐになってしまっている状態のことを言います。

それ以外には、交通事故などの影響でストレートネックになってしまうこともあります。

この頸椎の湾曲がなくなってしまうと、筋肉にかかる力が通常よりも大きくなり、普段何気なく支えている自分の頭でさえも首の負担になってしまいます。

この状態のままでいると、慢性的な首・肩のコリや痛み、頭痛や手のしびれといった症状もあらわれしまうようになります。

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ストレートネックの解消法

では、ストレートネックかもしれないと感じた時、どのような方法で解消していくことができるのでしょうか?

痛みが激しく辛い時には、まずは無理せず病院へ行きましょう。ストレートネックの時にかかる科は整形外科です。

整形外科では、痛みを抑えたり筋肉を柔らかくする薬が処方されるほか、患部に直接電気治療を行うなど的確な治療をしてもらえます。とはいえ、ストレートネックは完治の難しい症状です。

 

症状を緩和させるためには、病院での治療の他に、生活習慣や姿勢の改善が大切になってきます。

つまり、自分の意識を変えて生活することがストレートネックを治す近道となるんですね。

例えば、歩く時にも座るときにも下腹部に力を入れ、胸を張ってピンと背筋を正す、デジタル機器は毎日使用時間を決めて制限するなどといった方法で、少しずつストレートネックを改善していく効果が期待できます。

 

最後に、ストレートネックによる症状を緩和させるストレッチをご紹介します。

ストレッチは、毎日無理せず痛みを感じない範囲で行いましょう。

1.肩甲骨寄せストレッチ

まず、背筋を伸ばして両腕を曲げ、両手を胸の前に持ってきます。

次に、その曲げたひじを後ろに持っていく意識で動かし、肩甲骨を寄せましょう。

普段から肩こりに悩む人なら、気持ちよく感じると思います。肩甲骨を寄せて、離して、これを数回繰り返してください。

肩甲骨の柔軟性を高めることで、肩回りの血流も良くなり筋肉がほぐれる効果が期待できます。

2.胸開きストレッチ

両掌を上に向け、肘を曲げたらそのまま肘をウエスト付近に付けてください。

次に、両手を外側に向かって同時に動かします。この時に、胸が開いて肩甲骨が動き、背筋に効いていることを確認しながら行ってください。

これも腕を戻して、離して数回繰り返しましょう。

 おすすめストレッチ!

まとめ

ストレートネックは、気づかぬうちに体に影響を与えています。

もしあなたが、毎日酷い肩こりや首の痛みに悩んでいるのなら、現在の生活習慣を見直していく必要があるかもしれません。

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