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咳をしたときに、血の味がした経験はありませんか?

一時的なものなら深く心配する必要はないかもしれませんが、頻繁におこるようでしたら注意が必要です。

その心配を取り除いていただくために、この記事では咳に血の味がする原因と対処法、更には受診する病院の科まで紹介していきます。

ぜひお役立てて頂ければと思います。

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口内炎

症状

口内炎は、口の中の粘膜や舌、歯茎などに出来る炎症です。

円形や楕円形などの粘膜疹で、白いもの、赤いもの、ほとんど色の違いがないものなど様々な炎症の現れ方があります。

炎症自体はそれほど大きくないものがほとんどですが、痛みがわりと強いものもあり、食事をとるのも会話をするのも辛いことがあります。

原因

なにかの刺激に対しての過敏な反応として起こる場合が多いようです。

熱すぎる、辛すぎるなど刺激が強いものを食べることが原因だったり、過労やストレスといった心因性のものが原因だったり、胃腸の病気やビタミン不足など、原因は様々です。

歯が舌や粘膜に接触して炎症を起こし、口内炎が出来る場合や、これといった原因がない「再発性アフタ」という口内炎もあります。

対処法・治療法

対処としては原因を取り除くことが一番です。

胃腸の病気を見つけて改善したり、薬を服用する、ビタミン剤(ビタミンB₂、B₆がよいでしょう)を摂取する、歯が粘膜に当たるのであれば、歯科に出向いて処置してもらいましょう。

原因がよくわからない時には耳鼻咽喉科で口内炎に直接効く塗り薬を処方してもらうこともできます。

 

過労やストレスを取り除くのは容易ではないかもしれません。

質の良い睡眠、バランスのよい食事をとることを心掛けましょう。

いずれにしても口の中を清潔にすることが大切になるでしょう。

治療には歯科耳鼻咽喉科、場合によっては内科を受診しましょう。

歯槽膿漏

症状

歯槽膿漏は、歯茎が赤く腫れたり炎症を起こして、膿んだりして出血してしまいます。

歯磨きをすると血がにじんだり、思いのほかたくさん出血したりします。

歯茎に痒みを感じたり、痛む場合もあります。

ひどくなると歯がぐらついて抜けてしまいます。

原因

歯の汚れを放置していることが原因です。

歯の溜まった汚れは歯垢となり、雑菌が溜まり歯茎の炎症を起こします。

 

炎症は歯茎の組織を壊してしまい、さらにそれが進行してしまったことが原因です。

歯茎の腫れがあるのにそのまま放置していると、歯茎が大きく腫れたり、膿や血が出てきます。

対処法・治療法

歯垢を取り除いて、炎症を鎮めて治していくことが治療となります。

炎症が軽い場合には、歯垢を除去して適切な歯磨きをしていると健康な歯茎が取り戻せるでしょう。

しかし歯槽膿漏がひどくなると歯茎を切り開いたり、組織を再生する手術などの必要が出てきます。

早めに歯科を受診しましょう。

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気管支炎

症状

気管支炎は、気管支の部分に炎症が起き、咳が出たりや痰がからんだりなどの症状が起きます。

喉の入り口の部分の炎症だと咽頭炎、さらに奥の部分の炎症だと喉頭炎と呼びますがこれらは上気道炎です。

さらに抹消の下気道に炎症が起きることを気管支炎と呼んでいます。

 

体のこわばりや関節痛、熱、下痢や嘔吐を伴うこともあります。

激しい咳や痰が続くと血が滲んだ唾や痰が出ることがあります。

原因

急性の場合はウイルスや菌などの感染が多くの原因となります。

その他、慢性化して数週間以上続く場合もあり、百日咳や緑膿菌などの感染、また、喫煙、喘息など様々な病気が原因にあります。

対処法・治療法

原因や種類によって対処が違います。

  • 咳が多く出る場合には鎮咳薬
  • 痰には去痰薬
  • それらが感染によるものであるときには抗生物質
  • 喘息などのアレルギー性によるものには吸入ステロイド剤や抗ヒスタミン剤

が処方されるでしょう。

 

その病気に対して、それぞれ適切な治療が必要となりますので、原因となる疾患をきちんと見極めることが重要となります。

いずれにしても喫煙は控えることになるでしょう。

 

受診するのは耳鼻咽喉科内科アレルギー科などですが、咳や痰が慢性化してなかなか治癒しない場合には他の病気が考えられますので、呼吸器科を受診することをおすすめします。

肺炎

症状

肺炎は、特に咳や痰が慢性化して、長く続いているように感じる場合が多いです。

激しい咳や痰の症状のほか、胸の痛みや高熱、呼吸が苦しくなってくることで自覚したりします。

 

喫煙している人がいつも咳をしているからとそのまま放置していたら、肺炎だったりする場合もあります。

痰は黄色~緑色、鉄錆色であったりするので、この味が血の味のように感じる事も、咳がひどいため、炎症により本当に血が出ている場合もあります。

原因

気管支炎の炎症がさらに進行してしまい、肺のほうまで領域が広がると気管支肺炎、または肺炎を起こします。

免疫機能が未熟な幼児や65歳以上の方がかかりやすく、その他の方でも風邪などで免疫が落ちている時や、もともと別の疾患を患っている方は注意が必要です。

 

飲食物や嘔吐物を誤嚥したりしても肺炎は起こりますが、それは唾液に含まれていた肺炎球菌などの細菌が気管に流れ込むことで起こります。

対処法・治療法

肺炎で亡くなる方は日本で第三位となり、その中では65歳以上の方がそのおよそ97%に値します。

そのため65歳以上の方は、予防のために肺炎ワクチンの予防接種が無料で受けられ、その後も5年ごとの定期摂取として無料で受ける事が出来ます。

心配な症状があると思われるときは、すぐに医療機関を受診して、原因を特定してもらいましょう。

 

もし肺炎にかかっても抗生物質を服用したり症状に合わせた薬を服用したりすることで、入院しなくても早く回復することが出来ます。

まずは内科の受診でよいと思いますが、心配な症状があれば呼吸器科の受診もおすすめします。

結核

症状

結核は咳や痰、熱や体力低下などの症状があります。

痰には血が混じったり、気管支や肺などの器官からの喀血などの症状が出ることもあります。

 

発症したばかりの時は、咳・痰・熱など風邪に似た症状が出ます。

しかしそのまま二週間以上続いたり、症状を繰り返したりして感染に気付く場合があります。

原因

結核菌に感染することが原因ですが、健康であれば自己の免疫力によって発病を抑えることが出来ます。

その後、体力の低下や病気で免疫機能が衰えたときに、抑えられていた結核菌が活動して発病する可能性があります。

ですから、若い時に結核菌に感染していてもそのまま発病せず、病気や高齢になった時に免疫が落ち、何十年もあとに結核を発症することもあるようです。

 

乳幼児は免疫力が弱いので感染すると特に重症化しやすいです。

糖尿病や胃潰瘍の方、人工透析を受けている方も発病しやすいと言われています。

対処法・治療法

普通の風邪ではないと感じたら、すぐに医療機関で検査をしてもらうなどするとよいでしょう。

レントゲンやCT撮影、結菌の検査をして診断されます。

昔結核に罹ったことがある方は再発の可能性もありますので、視野に入れておきましょう。

 

結核には長期の薬の服用が主な治療となります。

以前は2~3年かかっていた治療も今では6か月ほどで完了することが出来るようになったようです。

内科呼吸器科を受診しましょう。

逆流性食道炎

症状

逆流性食道炎の症状は色々とありますが、多くは胸焼け、胃酸の逆流、胸の痛みがある、嘔吐をくり返すなどが代表的な症状です。

嘔吐物には血が混じる事があります。

原因

加齢や極端に刺激のある食事、肥満、姿勢などの理由によって、胃酸が増えすぎたりして胃液が逆流することが原因です。

食道の粘膜に傷がついたり、炎症をおこして出血している場合があります。

ストレスが原因のこともあります。

対処法・治療法

普段の生活では、食後の逆流を防ぐためにすぐに横にならないようにしましょう。

お腹に圧力がかかった姿勢をさけることでも、ある程度の予防にもなります。

アルコール、刺激のある食べ物など、逆流を起こしやすい様な食事を控えるなど、生活習慣の改善も必要になるかもしれません。

 

医療機関では胃酸の分泌を抑えるような薬を処方してもらい様子をみます。

また食道の炎症がみられるようであれば炎症を抑える薬も服用します。

 

同時に胃潰瘍や胃がん、食道がんなどの心配がないか、検査することも大切です。

胃の内視鏡検査(胃カメラ)を受けて食道の様子などを調べてもらうと安心です。

内科胃腸科などにかかるとよいでしょう。

まとめ

一言で「咳をしたときに血の味がする」と言っても、口の中だけの原因のものから体の内部に至るものまで、様々な病気が潜んでいる可能性があるものです。

どのような場合にも症状をよく観察し、見極めることで、症状の進行を防いだり、危険な病気を早く発見することが出来るでしょう。

やみくもに医療機関を受診するのはよくないですが、「このくらいのことは大丈夫」といつまでも軽く考えていると手遅れになることもあるので気をつけましょう。

参考文献
「笠井耳鼻咽喉科クリニック 自由が丘診療所  口内炎、アフタ性口内炎」
「吉松歯科医院 公式BLOG」
「渋谷内科 呼吸器 アレルギークリニック 気管支炎の診断・治療」
「ファイザー 肺炎球菌感染症と肺炎」
「大塚製薬 結核-古くて新しい病気-」
「厚木胃腸科医院 逆流性食道炎の定義」

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