満員電車の中で止まらない顔汗。
会議や客先で、他の人は涼しい顔をしているのに、自分だけ噴き出してくる顔汗。

今回は、そんな焦りと恥ずかしさから、本人にしか分からない深刻な悩みである顔汗を止める方法を6つ紹介いたします。
もし顔汗でお悩みであれば、この記事で少しでも改善していただけたら幸いです。

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顔汗を止める方法

冷やす

首の後ろには、頸動脈という大きな血管が通っています。
ここを冷やすことで、体感温度を下げて顔汗を出にくくすることができます。

仕事の合間に冷たいペットボトルをタオルで巻いたものを軽く首の後ろにあてたり、扇子で仰いだりするとよいでしょう。
ただし、これは本来の体温調整のための発汗を抑える方法になりますので、顔面多汗症の人には効果が薄いと言われています。

ツボを押す

お手軽に出来る方法として、ツボ押しをご紹介します。

 後谿(こうけい)

後谿は、手のひらにあるツボのひとつで、体の熱を抑える働きのあるツボです。

小指側の側面を指先側からなぞっていくと、出っ張った骨があります。
その下、手相で言う感情線の先の部分がこのツボになります。

また、多汗にだけでなく、肩こりや腰痛にも効果があると言われています。

大包(だいほう)

大包は、わきの下にあるツボです。
反射を利用し汗を抑えるツボになります。
押すときは、両側を気持ち強めに押すと効果的とされています。

女性の場合は、ブラを少しきつめに締めてあげるとツボを刺激することができます。
ただし、時々は緩めるようにして体をリラックスさせる時間も作ってあげましょう。

労宮(ろうきゅう)

労宮は、手を握ったときに中指の先が当たるくらいの位置、手のひらのちょうど真ん中にあるツボです。
このツボは、副交感神経を刺激し、緊張が収まるツボと言われています。

緊張したときや心を落ち着かせたいときに押してみるといいでしょう。

顔汗に効果のある漢方薬

体に優しいとされる漢方薬。
クセのある特有の味がする漢方ですが、「強い薬はちょっと…」と抵抗のある人におすすめです。

漢方薬にはさまざまな効能があるため、自分の症状に合った漢方薬をチョイスすることが大切です。
かかりつけの医師や、漢方薬局などで相談してから購入することをお勧めします。

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

柴胡桂枝乾姜湯は、心身の働きを整える漢方薬です。
緊張を緩和し、体内の熱を取る効果があります。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯は精神安定作用があり、上記の柴胡桂枝乾姜湯と同じように緊張を和らげてくれる漢方薬です。
自律神経を整え、顔汗を軽減してくれる効果が期待できます。

女神散(にょしんさん)

女神散は、血行不良やのぼせを改善することができる漢方薬です。
月経期などの女性によく効くことから女神の名がついていますが、同じような症状の男性にも使用できるとされています。

投薬治療

体温調整以外で顔汗をかいてしまう場合、多汗症という病気の可能性があります。
日常生活に支障がある場合は、医師に相談したほうが良いでしょう。

投薬で有名な治療としてはボトックス注射塩化アルミニウム外用剤などがありますが、こちらはどちらかと言うと手掌やわきの多汗症に使用することが多いようです。

現在、多汗症に対して適応のある医薬品として唯一認可されている薬として、プロバンサインという神経系の薬もあります。
脳内神経伝達物質のアセチルコリンの働きを抑えて、発汗するという脳からの命令を断つ薬です。
即効性があり効果的な薬と言われていますが、口が渇くなどの副作用も報告されているため、使用する際は必ず医師や専門家に相談しましょう。

手術

手術で治療を行う場合もあります。
「顔汗を止めるのに手術?」とお思いかもしれませんが、胸腔鏡を脇の下から入れて汗の原因となっている交感神経を切る胸腔鏡下交感神経節遮断術というものがあります。
再発の可能性が低いのがメリットですが、デメリットとして背中や胸などの他の部位の発汗が増えること(代償性発汗)があります。

代償性発汗の出現は比較的頻度が高いため、手術前によく熟考して決めなければなりません。
不安な点やわからないことがあれば、医師とよく相談し安心して手術に臨めるようにしましょう。

規則正しい生活をする

乱れがちな生活になると自律神経が乱れ、緊張しやすくなったり心身が弱まってしまいます。
そうすると発汗しやすくなったりと、症状が出やすくなってしまいますので、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

参考文献

「浜口クリニック 多汗症治療」
「漢方のツムラ HP」

身体用制汗剤は顔に使用してはいけない理由

手軽にできる汗を抑える方法として、制汗剤の使用があげられます。
しかし制汗剤の種類は様々ありますが、ドラッグストアに売っている制汗剤は多くがボディー用です。

この身体用制汗剤は、顔に使用してはいけません。
これから、その4つの理由について説明していきましょう。

肌にフタをする成分が含まれている

多くの制汗剤の注意書きにも、顔には使用しないように記載されています。
制汗剤は、肌にフタのようなものをすることによって汗を抑えるため、顔に使用してしまうと皮膚に大変な負担がかかってしまいます。
顔に使用したい場合は、顔専用のものを使用しましょう。

美容成分が入っていないため肌に悪い

顔に使うことを前提に作られていないため、美容成分は含まれていないことが多いです。
そのため、刺激が強く肌に負担がかかります。

メイクがよれたり粉をふく

身体用の制汗剤なので、そもそもメイクを前提に使用することを考慮せずに作られています。
そのため、肌が荒れてメイクがよれたり、粉をふく原因にもなってしまいます。

ニオイ対策商品はそもそも汗は抑えない

その商品が汗を抑える「制汗」を目的に作られているか、それとも出た汗のニオイを抑える「消臭」を目的に作られているのかも大事な要素です。

ニオイ対策目的に作られている場合は、そもそも汗を抑えることはできません。
購入する際はよく確認するようにしましょう。

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まとめ

もちろん個人差もありますが、顔にかく汗は本当につらいです。
どの方法にもメリット・デメリットはたくさんあります。
この記事が、自分に合った対策法を見つける参考になれば幸いです。

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