ふとした時に気になる汗じみ!
汗取りパットもいろんな臭い対策もやってきたけど、どうにもやっぱり汗は気になる・・・。
そんな方のために、今回は多汗症の改善策まとめ!部位ごとでできる対策を徹底解説でお送りします。
多汗症になる原因とは?
多汗症になる原因、その多くは精神的なものです。
全身に多く汗が出る多汗症は病気由来のものが多いのに対し、部分的に出る多汗症は精神的なものが起因しているといわています。
しかし、多汗症についてはまだメカニズムが解明されておらず、「交感神経が敏感な人ほど多汗症になりやすいのではないか」という一つの見解があります。
多汗症でわきの対策
では早速、汗をかきやすい部位ごとの対策についてお話していきます。
まずはわきの対策からです。
わきの多汗症がひどく、どうしても気になる場合には皮膚科で治療しましょう。
現在、多汗症によるわきの治療は健康保険が適用されるようになり、医療費の実費負担が軽減されています。
病院の治療は、主にボトックス注射になります。
わきの皮膚の下に、ボツリヌス菌の毒素を注入することで神経の伝達を阻害し、汗を効率的に止めることができるようです。
それ以外には手術と塗り薬、抗コリン薬の服用などもありますが、塗り薬は効果持続時間が短く、飲み薬でははっきりとした効果が見られないことから、現実的には注射か手術での治療となります。
多汗症で顔の対策
顔の多汗症では、塩化アルミニウムの塗り薬による治療法が主になります。
しかし顔だけの多汗症なら、病院に行って治療するという発想にすらたどり着かないことでしょう。
病院に行かずに対策するのであれば、ツボを利用するという手もあります。
顔に汗ができたら、手にあるツボを押してみましょう。
手をグーにしたとき、小指の付け根にでっぱりができますが、そこには「後谿(こけい・こうけい)」というツボがあります。
緊張して汗をかいたときなどに押してみてください。
見た目が気にならない場面であれば、首元を冷やすのも効果的です。
多汗症で足の対策
足の裏に汗をかきやすい方は、靴を脱いだ時などにおいが気になりますよね。
足の多汗症の方は、まず臭い対策をしましょう。
足に汗をかくとにおいが出るのは、雑菌が足で繁殖してしまうためです。
毎日足の裏や足の指の間を清潔にするだけで、においは格段に良くなります。
また、足用の制汗スプレーを使用するのもおすすめです。
雑菌繁殖を抑制するものもありますので、ドラッグストアなどで下のような商品を探してみてください。
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病院での治療も可能で、塩化アルミニウムによる塗り薬や、電流を体に流して治療するイオントフォレーシス、ボトックス注射などが選ばれます。
多汗症で手のひらの対策
手汗がひどく悩んでいる人は意外に多いものです。
もし、手から出る汗が滴るほどであれっばすぐに病院で治療を受けましょう。
それほどでもないのであれば、手汗用の制汗剤を使用するのもいいでしょう。
手軽にできる手汗対策としては、ハンカチを持ち歩いて緊張するような場面ではハンカチを握っておくというのがおすすめです。
また、足と同じく雑菌が繁殖してしまわないように、手汗をかいたらこまめに手洗いをしましょう。
ストレスで手に汗が出てしまう方は、普段からストレスをため込まない生活をするというのも重要です。
毎日運動でストレス発散したり、健康的な食事で体にかかる身体的ストレスも減らしていきましょう。
まとめ
汗に悩むのは大人ばかりではなく、思春期の子供たちにも共通項です。
もしかしたら、子供たちは汗に悩みながらも、それが恥ずかしくて親に言えないとさらに悩みを深くしているかもしれません。
子供がやたらと制汗剤を購入していたり、シャワーを浴びる回数が多いという時には、親の方から多汗症は治療できるというお話をしてみてはいかがでしょうか?